チャットプラスは全国の20~60代の男女計1,003人を対象に、ChatGPTに関する調査を実施した。
認知度は4割以下に留まる
「ChatGPTを知っているか」と質問したところ、最多回答は「知らない」で63%に上った。一方で、「知っている」と回答した人の割合(※)は37%という結果に。
※「説明できるくらい知っている」「名前だけ聞いたことがある」に票を入れた人の合計
利用目的は「作文」「プログラミング」など
ChatGPTを「説明できるくらい知っている」と回答した人(n=109)に「ChatGPTを使用したことがあるか」と質問。その結果、「使用したことがある」と回答した人の割合(※)は約70.6%に上った。
※「何度も使用している」「複数回使用したことがある」「1回だけ使用したことがある」の合計
ChatGPTを使用した目的を聞いたところ、「ライティング(20代/男性/会社員)」「ビジネスメールの例文(30代/男性/会社員)」「プログラムロジックの参考(40代/男性/会社員)」などが挙がった。
使用経験者の9割以上が利便性を実感
ChatGPTを使用したことがある人(n=77)に「ChatGPTの利便性についてどう感じたか」を聞いた。その結果「便利だと思った」と回答した人の割合(※)は94.9%という結果に。また、「ChatGPTを今後も使い続けたいか」の質問には、57.1%の人が「積極的に使いたい」と回答した。
※「とても便利だと思った」「それなりに便利だと思った」の合計
AIに取って代わられると思う仕事「レジ・受付」など
「今後、ChatGPTは人間の代わりに仕事をすると思うか」と質問したところ、45.6%の人が「思う」と回答した。
具体的にどのような仕事がAIに取って代わられると思うかを聴取。その結果「脚本家の仕事。かなり高度で、オチもある物語を作っていたから(20代/女性/無職)」「レジや受付の仕事は単純作業なので、奪われると思う(40代/女性/会社員)」などが挙がった。
【調査概要】
期間:2023年3月27日(月)~28日(火)
人数:1,003人
対象:全国の20~60代男女
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