ECユーザーが実店舗で購入するのは「食品」「衣類」
まず、ECを日常的に利用する人が実店舗で購入する商品ジャンルを調査。すると「食品(57.3%)」が最多となり、「衣類(38.9%)」が続いた。また3位以降のジャンルは3割以下にとどまった。
実店舗で購入する理由を尋ねると、トップは「実物が見られるから(試着・お試しが可能)」が59.2%と過半数に達した。2位は「リアルタイムで手に入る(40.9%)」、3位には「送料がかからないから(38.4%)」がランクインした。
70%以上が実店舗でのアプリクーポン利用経験あり
次に、アプリのクーポン利用について調べた。その結果、71.1%のユーザーが実店舗でのアプリクーポンの利用経験ありと回答。使用したクーポンの種類は、「値引き(60.8%)」が最も多かった。
約90%が購入目的がなくてもECサイトを訪問
最後にECサイトの訪問目的について尋ねると、ユーザーの87.9%が「購入目的がなくてもECサイトを訪問する」と答えた。その理由を質問すると、「購入検討のため(47.0%)」が1位に。2位には「セール情報を見るため(12.3%)」が入った。
また3位の「店舗訪問前の情報収集(価格など)」や5位の「店舗在庫を見るため」といった、実店舗への訪問のためにECサイトを活用するユーザーもいることがわかった。
【調査概要】
調査対象:15歳~69歳の男女で1ヵ月以内にECサイトを利用した人
有効回答数:1,035名
調査期間:2023年2月3日(金)~2月4日(土)
調査方法:インターネットリサーチ
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