電通デジタルは、ChatGPTなどの大規模言語モデルを活用した、企業のカスタマーサービスにおける支援を開始した。
同支援ではGPT-4をはじめとするAI技術を取り入れることで、これまで企業においてオペレーターが担っていたカスタマーサービスでの顧客応対を、AIが主体となり実施。自社や顧客の情報管理を担保しながら、AIによる相談受付から必要手続きの完了までの実施が可能に。
これによってAI主役型のカスタマーサービスを実現し、さらなる顧客体験の改善およびと顧客対応コストの削減を目指す。
具体的には、カスタマーサービスの構想策定やプロトタイプ開発によるフィジビリティと有効性の検証(PoC)支援が挙げられる。さらに正式サービス化のためのシステム実装・業務プロセス整備・利用規約策定や、愛着が感じられるサービスとなるためのクリエイティブワークおよび継続的な改善支援も実施。
加えてLINEなどのコミュニケーションチャネルや企業ドメイン知識、検索結果などとGPTの連携ソリューションの開発も行っていく。
【関連記事】
・電通デジタルと電通、チーターデジタルが「アクションベースロイヤルティプログラム」を提供開始
・電通デジタルと電通、統合管理ダッシュボード「MIERO Digi×TV Basic」を提供開始
・日本企業の84%がDXに着手 DX推進への障壁も全体的に減少の動き【電通デジタル調査】
・電通デジタル、データアーティストを合併 「データ&AI部門」を新設し、AI技術開発力を強化へ
・電通デジタル、認知科学に基づくコーチング技術を活用し組織の力を最大化するプログラムの提供を開始