ウェルヴィルは大日本印刷(以下、DNP)のバーチャルキャラクター「ファンズちゃん」と連携。バーチャルキャラクターによる小売店や商業施設などでの接客支援サービスのプロトタイプを開発した。
同サービスでは、ウェルヴィルの日本語対話AI「LIFE TALK ENGINE」を搭載したDNPオリジナルバーチャルキャラクターを設計し、実店舗のサービス情報をAIエンジンに事前登録。これにより、バーチャルキャラクターによる施設や商品紹介、接客を実現する。
設計されたバーチャルキャラクターは、LIFE TALK ENGINEの独自アルゴリズムにより、人の発話の意味や感情を解釈し、記憶されている過去の対話文脈に基づいた自然な応答が可能。AI側から質問を投げかけ会話を誘導することもできるため、業務内容やシーンに応じた柔軟な対話も行える。
両社は2023年度中のサービス開始に向けて、5月下旬の「東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA」でプロトタイプを展示。効果の検証・調査を行う予定だ。
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