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mobidec2006セッションレポート

KDDI  これからのキーワードは「ケータイ検索」

各キャリアによる基調講演のトップバッターとして、KDDI株式会社 コンテンツ・メディア事業本部 コンテンツ・EC本部 コンテンツ推進部 竹ノ内剛氏が登壇。好調を維持するKDDIの「次の一手」が語られた。

定額制の導入により、幅広い利用者層の獲得を実現

 auブランドのシェアを見るとブランド別の単月シェアでauは2005年7月以降、16か月連続で首位の座をキープしていると語った。とくに2006年10月はMNP(携帯電話番号ポータビリティ)の影響もあって、他社を大きくリードして単月シェア75%増という伸びを記録しているという。

 中でも、下り最大2.4Mbpsの高速なデータ通信で注目されているCDMA 1X WIN契約者は確実に増加し、2006年9月には1,000万人を突破している。定額制の採用も幅広い層に受け入れられ、2005年5月の制度導入以来、79%という高い契約率を維持。定額制をいち早く採り入れることで、加入者一人あたりの月間売上高を示すコンテンツARPU(Average Revenue Per User)の着実な向上を実現していると述べた。またデータARPUも継続的に上昇し、2005年度第2四半期にはNTT Docomoを逆転して、現在2,000円の水準から順調に伸びて行くと予想している。

音楽配信の充実と女性マーケットの取り込みに重点

 コンテンツ流通規模の拡大に応える形で、auはコンテンツ・サービスの充実・強化に力を注いでいるが、その中で主要なものの一つが「音楽配信の新しい可能性」である。

 対応端末の伸びにともなって「着うたフル」のダウンロード数が着実に増加しており、2006年10月末で7,800万件に上昇。また「着うたフル」は、CDシングルの生産枚数に迫る水準にまで市場規模が拡大しているため、今後はCDと「着うたフル」のシナジー的な相乗効果も期待できるとした。

 もう一つ、音楽配信で新しい期待を担っているのが「LISMO!」である。これは2006年1月から始まったサービスで、音楽プレーヤー機能「au Music Player」、PC音楽管理ソフト「au Music Port」、PC音楽配信サービス「LISMO Music Store」の総称であり、この「LISMO!」の展開を通じて、新しい音楽ライフの提案を積極的に行って行きたいと考えている。

 マーケットとしては女性の取り込みが、重要なキーの一つとなる。特にこの市場では電子書籍の伸びが著しいのが特徴であり、従来のデジタルコンテンツでは男女比が7対3くらいだったが、電子書籍では、20~30歳代の女性が45~55%を占め、初めてデジタルコンテンツで女性が増えた新しい例といえる。この他にもリアルタイム通信型ゲームへの取り組みや、EZナビウォークに代表されるナビゲーションサービスなどにも力を注いで行く予定であるとした。

これからは検索がケータイの重要なキーワードになる

 コンテンツの利用形態として、従来のポータルが基本という時代から、日常的な生活シーンや周辺情報などすべてがトリガーとなる時代へと、ユーザーの行動形態が大きく変化している。たとえば、テレビで観て「欲しい」と思ったものをポータルで探すのは大変だが、そこで「検索」が重要なキーワードとなってくる。とりわけケータイ検索は、目的のモノや情報へのリーチを加速させるツールとなるが、auではGoogle検索エンジンを導入した結果、EZwebポータルからの検索件数は、導入前の約2.5倍に増加したという。

 今後の展開としては、EZwebポータルサイトで、本、ゲーム、音楽などのジャンルごとにあらゆる情報を提供し、これらの横串連携を図ることで、コンテンツの購入および物品の購入に結びつけるビジネスを展開していきたいと語り、セッションを締めくくった。

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この記事の著者

Office Louge 工藤淳(オフィスローグ クドウアツシ)

IT系出版社勤務を経て独立、現在フリーランス。もともと文系出身なので、「非技術者が読んで意味がわかるか?」を考えながら書くのが得意。とはいうものの、楽器から建築、自動車まで何でも注文があれば書いてきたのが、気がついたらIT専門のような顔をして仕事をしているというのはナイショ。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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