movは約1,000人を対象に、口コミに関する消費者向けアンケート調査を実施した。
店検索に最も利用されるのは「Google検索」
レストランや美容室、買い物などで店を検索する際にどのツールを使うかを尋ね、点数換算(※1)したところ、「Googleなどの検索エンジン(1,660点)」がトップ回答に。「Googleマップなどの地図サービス(810点)」が次点に挙がった。
※1 よく使う順にツールを三つ選んでもらい、最も使うツールを3点、2番目に使うツールを2点、3番目に使うツールを1点として計算
Z世代ではSNS利用率が比較的高い
調査結果を年代別で見ると、10~20代の若年層では、30代以上に比べて店の検索に「SNS」を使う傾向が見られた。しかし、最も多く利用されているのは「Google検索」で、これは10~20代でも同様だった。
また、10~20代が店を検索する際に使うツールの割合を詳細分析したところ、トップ回答は「Googleなどの検索エンジン(23.15%)」に。2番目以降に「SNS(20.63%)」、「Googleマップなどの地図サービス(15.23%)」が続いた。
飲食店検索では、Z世代はGoogleマップが優勢
飲食店を検索する際に使うツールを質問し、先ほどと同様に点数換算したところ、最多回答は「グルメサイト(※2)」が1,618点で最多回答に。次いで「Googleマップ(1,229点)」が挙がった。
※2 食べログやRetty、ぐるなびなど
結果を年代別で見ると、全世代と異なり、10~20代では「Googleマップ」がトップ回答となった。
10~20代では過半数が口コミを読んでいる
普段から店に関する口コミを読んでいるかと尋ねたところ、全体の47.1%の人が「よく読む」「読む」と回答。一方、10~20代では54.1%の人が「口コミを読んでいる」と答えた。
【調査概要】
期間:2023年5月9日(火)~2023年5月10日(水)
回答者数:996人
対象:北海道、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県に住む15~79歳の男女
方法:インターネット調査
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