モニタスは全国の15~69歳の1,200人を対象に、推し活に関する意識調査を実施した。
推し活をしている人は約3割
推し活の取り組み状況を尋ねると、「推し活をしている」と答えた人は27.3%に。また、結果を年代別で見ると、10・20代では「推し活をしている」の回答割合は全体平均よりも15ポイント以上高く、10代では53%に、20代では44%に上った。

「アイドル」が“推し”ジャンル1位に
推し活をしている人(n=327)に、“推し”のジャンルを質問。その結果をランキング形式にしたところ、1位は「アイドル(41.3%)」に。2位には「二次元キャラクター(16.5%)」が、3位には「俳優・女優・モデル・タレント(11.9%)」がランクインした。

最も認知されているのは「ゆるキャラグランプリ」
推し活関連イベントである総選挙・グランプリのうち、特定のイベント(※1)の認知率・投票率(※2)を調べたところ、認知率では「ゆるキャラグランプリ(26.9%)」が最も高かった。一方、投票率が最も高かったのは「サンリオキャラクター大賞(8%)」に。
※1 「ゆるキャラグランプリ」「サンリオキャラクター大賞」「B-1グランプリ」「Webマンガ総選挙」の四つ
※2 1年以内に投票した総選挙・グランプリの回答割合

各総選挙の認知経路は「テレビ」「Twitter」など
各総選挙・グランプリを認知したきっかけを聞いた。その結果、サンリオキャラクター大賞、ゆるキャラグランプリ、B-1グランプリでは「テレビ番組」がトップ回答に。一方、Webマンガ総選挙では「Twitter」が最多回答となった。

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
期間:2023年6月2日(金)~5日(月)
対象:全国の15~69歳の人
有効回答数:1,200人
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