コンテクスチュアル広告のGumGumは、ゲーム内広告を扱うFrameplayと連携し、ゲーム内広告の販売を開始した。
同サービスは、グローバルプレーヤーが2023年末までには30億以上になると予測されるゲーム市場に向け、スタジアムの看板などゲーム内のスペースにリアル環境に近い表現で広告を配信するもの。同社は、スマートフォン、PC、CTVに加え新たにゲーム市場に進出することで、すべてのチャネルでのオーディエンスへのリーチを目指す。
ゲーム内広告の使用により、屋外広告やスタジアムの看板広告などを現実世界の広告と同様に機能させる上に、ゲームプレイを阻害することなくプレーヤーに接することでシームレスなブランド体験の提供が期待される。
また、同社のゲーム内広告は以下のような指標を元にビューアビリティを測定。広告が表示領域の80%かつ3秒以上表示された場合にのみ、ビューアビリティの要件を満たし、有効なインプレッションとしてカウントされる。
指標は以下の通り。
- Time on Screen:広告枠が何秒スクリーンに映ったか
- Screen Percentage:広告枠がスクリーン面積の何%を占めたか
- Ad Space Percentage:広告枠の何%がスクリーンに映ったか
- Orientation:プレイヤーのカメラ(ゲーム内の視点)に対しての広告枠の位置
- Ratio Skew:広告の元画像に比べて画面に映った広告がどれくらい傾いているか
- Obstructions:広告枠がゲーム内の障害物、光、UIやその他エフェクトによってどれくらい遮られているか
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