SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

富士通、生成AIを活用した購買促進AI技術を開発 アバターによる自動接客の実証実験もスタート

 富士通は、消費者の店内行動データをもとに、生成AIを活用してデジタルサイネージ上にアバターや販促コンテンツを生成する購買促進AI技術を開発した。

 同社は同技術を活用した自動接客による商品販売促進を目指し、リテールAI研究会とともに、丸久が展開するスーパーマーケット「アルク三田尻店」の実店舗において、実証実験を8月3日より開始する。

 同技術は、カメラ映像から消費者の行動と購買特性を分析するもの。対象とする売場での購買体験向上につながる接客や、販促コンテンツの自動作成と継続改善を実現する。加えて、複数の販促施策の効果計測や状況に応じた施策選択、売上向上などのKPI改善をAIにより自動化することが可能になる。

開発した購買促進AI技術について

 今回の実証実験では、デジタルサイネージ上のアバターが接客するシーンにおいて、行動分析AIが分析した各来店者の購買行動や特性に基づき適切なアバターを用いて商品推奨などの接客を行う。

 同時に、来店者の商品購入などの接客結果も分析。より高い効果が見込めるアバターをAIで自動生成するなどし、パーソナライズされた接客内容や商品の魅力を盛り込んだコンテンツの効果を検証する。

実証実験のイメージ

  同社は同技術を、AIプラットフォーム「Fujitsu Kozuchi(code name)- Fujitsu AI Platform」を通じて、2023年度中に提供を開始する予定。

【関連記事】
トリドールHD、富士通の「AI需要予測サービス」を丸亀製麺の国内全店舗で採用 店舗運営業務の効率化へ
アドインテ、サイネージ型自動販売機に商品サンプルの配布機能を実装 利用者のデータを活用へ
オンライン接客サービス「STAFF START」、スタッフの投稿に動画の紐づけが可能に
ウェルヴィルのAIとDNPのバーチャルキャラクターが連携 接客サービスのプロトタイプを開発
凸版印刷と3dig、バーチャルヒューマンと対話のサイネージを実証開始 サイネージを通じた接客も可能に

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2023/08/03 07:30 https://markezine.jp/article/detail/42985

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング