ブルボンメタバースがリニューアル
DNPが開発を支援しているブルボンの「ブルボンメタバース」がリニューアルオープンした。リニューアルにともない、お菓子のテーマごとに3エリアを設置。各所にブルボンのお菓子を配置するとともに「会議室」を新設することでビジネス活用も図る。また、メタバース内でのコインの枚数に応じて、使えるアバターが増える機能も追加した。
大賞は「オトナブルー」
6月29日、TikTokは「TikTok上半期トレンド大賞2023」の大賞と各部門賞を発表した。
大賞は、新しい学校のリーダーズの楽曲「オトナブルー」に決定。ライブパフォーマンスの様子を映したTikTok動画から人気に火が付き、サビの箇所で首を左右に動かす「#首振りダンス」が話題となった。6月21日時点で同アプリにおける楽曲を使用した動画の総再生回数は約31億回を突破。再生回数やいいね数などを含む同アプリ内での数値や、首振りダンスを真似する投稿の急増など、アプリ内外を問わないトレンドの形成が受賞の要因だ。
一周年を迎えたMicrosoft広告
6月29日、日本マイクロソフトは日本市場におけるMicrosoft広告の提供一周年を記念して「Microsoft広告一周年記念パーティー〜AI広告の可能性と展望〜」を開催した。
同社は2022年5月に広告事業を開始して以降、広告プラットフォーム「Xandr」の買収やNetflixとのパートナーシップ締結、AIを搭載した「Bing」のサービス開始など、様々な取り組みを行ってきた。
同社は広告事業のさらなる成長を目指している。責任者を務める有園雄一氏は、成長戦略として「AIチャットを搭載した新Bingとブラウザ『Edge』の利用拡大、Netflix広告×Microsoft広告のネットワーク、さらにはMicrosoft Rewardsプログラムの拡充を組み合わせていく予定」と語った。
デジタル広告の中長期的な効果を測る指標
電通は、デジタル広告の中長期効果をリアルタイムで評価する指標「ナーチャリングスコア」を開発し、提供を開始した。これにより、事業成果に対する貢献度の中長期評価や、デジタル広告予算を中心としたコミュニケーションの最適化を可能にする。
同社では、データクリーンルームの大規模な顧客基盤に基づく広告接触履歴や興味関心、属性などから、申し込みや購入に至る確率を推定するための予測モデルを機械学習によって構築。このモデルを現在のデータに適用し、計算された新規ユーザーの申し込み確率がナーチャリングスコアだ。
なお、同指標は電通が提供するデータクリーンルーム活用ソリューションのうち、測定・評価に関するカテゴリー「TOBIRAS Measurement」のシステム基盤「TOBIRAS」と連携することで運用できる。
旅行商品を対象としたPinterestの広告メニュー
Pinterestは、同プラットフォームでのキャンペーン成功に向けた2つの新しい広告ソリューションとして「プレミアスポットライト」と「トラベルカタログ」を発表した。

プレミアスポットライトは、ユーザーが広告に反応しやすいタイミングでリーチを広げられるように設計されたもの。プラットフォームの目立つ場所を一定期間独占したキャンペーンの展開が可能なため、幅広いユーザーによる広告の視認が期待できる。
一方のトラベルカタログでは、旅行商品をプラットフォームへ簡単にアップロードできる。アップロード後はPinterestが、カタログに含まれているそれぞれの商品を購入可能なプロダクトピンに自動変換する。プロダクトピンには、ホテルブランドの名前や価格、画像、説明に加えて予約Webサイトへのリンクなど、旅行の予約に関する情報を掲載。ユーザーのフィードから取得した位置情報に基づいてターゲティングも行うため、多くのユーザーへのリーチを可能にする。
自社EC事業を支援する専門チームの発足
電通は、電通デジタルおよび電通プロモーションプラスと共同で、企業の自社EC事業を支援する専門チーム「dentsu EC growth」を発足した。
同チームは、EC事業のステージに合わせた効果的な購買体験の設計から実行までを一気通貫でサポート。具体的には、EC商品の初期ファンと話題化後のファン、それぞれに合わせたコンタクトポイント・メッセージ・メディアプランを策定する。