パナソニックは全国の15~64歳の男女1,000人を対象に、購買行動と暮らしにおけるサステナビリティ意識調査を実施した。
7割超が環境問題に「関心ある」と回答
環境問題に対する関心の有無を調べたところ、72.6%の人が「とても関心がある」「まあまあ関心がある」と回答した。また、世代別で見ると、最も高い関心を示したのはZ世代(15~24歳)で78.5%に上った。一方、最も関心が低かった世代は25~34歳で68%だった。
環境や社会に配慮した製品・サービスの購入意向は74.2%
エシカルやサステナブルなど、環境や社会に配慮した製品やサービスを取り入れたいか、と尋ねたところ、「とても思う」「まあまあ思う」と回答した人は74.2%だった。また、Z世代に絞ってみると、82.5%の人が「取り入れたい」と答えた。
製品購入の判断基準、1位は「品質が良いもの」
今後の製品購入に関する考え方を質問した。その結果、トップ回答は「品質が良いものを選ぶ(88.2%)」に(※)。2番目以降に、「流行アイテムでも自分の考えに合わなければ購入しない(84.7%)」「自分の生活に最低限必要なものだけを購入する(72.2%)」が続いた。
※「とても当てはまる」「まあまあ当てはまる」と回答した人の合計割合
過半数が「企業イメージが向上する」と回答
あるブランドや企業が環境配慮素材や部品を使用していると知った場合、そのブランドや企業イメージが変わるか、と質問。その結果、64.6%の人が「とても向上する」「まあまあ向上する」と回答。また、Z世代では「とても向上する(17.5%)」と答えた人の割合は、全世代中最も大きかった。
【調査概要】
方法:インターネット調査
対象:全国の15~64歳の男女1,000人
時期:2023年8月
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