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Teadsらが自動車広告の共同研究を実施 AIを活用し、クリエイティブの最適化パターンと傾向を解析

 Teads(ティーズ)は、Ipsos(イプソス)と共同で、自動車の広告クリエイティブに関する共同研究を実施。その一部を紹介する。

 なお、Teadsはクリエイティブ制作ツール「Teads Studio」をはじめ、様々な広告運用に関するプラットフォームを提供している企業。一方のIpsosは、世界90ヵ国でリサーチ事業を展開している企業だ。

 今回の研究では、2019年から2022年までの23ヵ国中18の自動車ブランドの動画クリエイティブ(計500本)を対象とした。Teads Studioの最新技術を用いて最適化した動画クリエイティブ群と非最適化群を比較し、それぞれの強みや影響力を可視化。また、Ipsos独自のナレッジやAI機能を活用することで、成果を上げたキャンペーンのパターンと傾向を解析した。

 研究の結果は次の通りだ。

1.自動車という概念を超えた広告クリエイティブ:車両のみにフォーカスをせず、より大きなストーリーライン(結論に至るまでのメッセージ)に沿った動画は、視聴時間が長くなる傾向に

2.車のインテリアを公開:車内インテリアの特徴を紹介することは、特に購入検討に重点を置いた広告では、完全なストーリーテリング(消費者に明確に伝えること)同様の効果を持つ

3.ブランドの明確さ:ブランドロゴとブランド名を目立たせることで、消費者の注目を集め、大きなインパクトを与える

4.ワイドでシンプルな視点:自由で動きのあるワイドショットは、消費者をひきつける傾向がある。また、シーン数が少ない動画は、理解に必要な認知的労力が少ないため、視聴時間が長くなる傾向がある

5.色彩のコントラスト:青やオレンジなどの色彩のコントラストは、動画をより魅力的にし、視聴時間を長くする。暗い色の動画はコントラストがないため視聴時間が短くなるが、明るい要素を加えることで大きなインパクトを与える

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MarkeZine(マーケジン)
2023/10/04 14:15 https://markezine.jp/article/detail/43609

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