SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

IMPACT+とTeads、デジタル広告の二酸化炭素排出量を測定・削減に向けた施策の立案が可能に

 10月25日、Teadsはデジタル広告の温室効果ガス排出量を削減するソリューションを提供するIMPACT+(インパクトプラス)とのグローバルパートナーシップを発表した。これはTeadsのプラットフォームを通して世界中で配信されるデジタル広告の二酸化炭素排出量を測定し、排出量を削減することを目標とするもの。

 TeadsとIMPACT+は2021年にフランスで共同開発を開始し、複数のキャンペーン測定で効果を確認し、今回グローバルにサポートを拡大するに至った。これにより、デジタル広告業界のプレーヤーはメディアパフォーマンスを低下させずに、Teadsのプラットフォームで配信するデジタル広告キャンペーンから排出される温室効果ガス(GHG)の排出量の把握と、削減のための具体的な施策を立てることが可能となる。

 現在、既に50以上の広告主がIMPACT+を活用した広告配信を開始している。また、APACでは、9月にプラットフォームへの先行アクセス提携をしたOmnicom Media Groupが、10社のクライアントとテストを行い、そのデータの解析を開始している。

 デジタル広告業界はGHG排出量の削減と地球規模の気候変動への対策について、多くの分野で遅れをとっている。一方、アジア太平洋地域のミレニアル世代の81%は、広告が環境に有害であると認識しており、世界の消費者の84%は、持続可能なメディア広告を実践している企業からメディアバイイングをする可能性が高いという調査結果もある(※)。

 Teadsの最高製品責任者である、Remi Cackel氏は同取り組みについて「デジタル広告が環境に与える影響についての理解を関係者が深めることで、ビジネスの成長と環境への責任を両立させ、ブランド(広告主)が真の調査を行い、二酸化炭素排出量を削減できるよう取り組むことができます。」と見解を示す。

 ※Dentsu/Microsoft-The rise of sustainable media-2022

【関連記事】
IAS、 Good-Loopと提携 広告主にデジタル広告のCO2排出量計測機能を提供
東芝とアクセンチュア、企業向けに温室効果ガス削減に関するコンサルティングサービスを開始
CAが「極予測LP」をアップデート Facebook、LINE、Yahoo!のディスプレイ広告に対応
東京ドーム、広告看板を活用したスタートアップ企業の支援事業を2023年3月より開始
企業の販促課題、1位は潜在顧客の把握/Webの広告に関連する課題が上位に【DEECH調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2022/11/01 11:30 https://markezine.jp/article/detail/40465

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング