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IMPACT+とTeads、デジタル広告の二酸化炭素排出量を測定・削減に向けた施策の立案が可能に

 10月25日、Teadsはデジタル広告の温室効果ガス排出量を削減するソリューションを提供するIMPACT+(インパクトプラス)とのグローバルパートナーシップを発表した。これはTeadsのプラットフォームを通して世界中で配信されるデジタル広告の二酸化炭素排出量を測定し、排出量を削減することを目標とするもの。

 TeadsとIMPACT+は2021年にフランスで共同開発を開始し、複数のキャンペーン測定で効果を確認し、今回グローバルにサポートを拡大するに至った。これにより、デジタル広告業界のプレーヤーはメディアパフォーマンスを低下させずに、Teadsのプラットフォームで配信するデジタル広告キャンペーンから排出される温室効果ガス(GHG)の排出量の把握と、削減のための具体的な施策を立てることが可能となる。

 現在、既に50以上の広告主がIMPACT+を活用した広告配信を開始している。また、APACでは、9月にプラットフォームへの先行アクセス提携をしたOmnicom Media Groupが、10社のクライアントとテストを行い、そのデータの解析を開始している。

 デジタル広告業界はGHG排出量の削減と地球規模の気候変動への対策について、多くの分野で遅れをとっている。一方、アジア太平洋地域のミレニアル世代の81%は、広告が環境に有害であると認識しており、世界の消費者の84%は、持続可能なメディア広告を実践している企業からメディアバイイングをする可能性が高いという調査結果もある(※)。

 Teadsの最高製品責任者である、Remi Cackel氏は同取り組みについて「デジタル広告が環境に与える影響についての理解を関係者が深めることで、ビジネスの成長と環境への責任を両立させ、ブランド(広告主)が真の調査を行い、二酸化炭素排出量を削減できるよう取り組むことができます。」と見解を示す。

 ※Dentsu/Microsoft-The rise of sustainable media-2022

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2022/11/01 11:30 https://markezine.jp/article/detail/40465

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