新たな事業機会の探索を支援
電通デジタルと電通国際情報サービス(以下、ISID)は、ビジネス環境分析ツール「NEST the Business」の提供を開始した。
同ツールでは、SNS上のデータを分析するISIDのソーシャルインテリジェンスツールを活用。リアルタイムでの情報収集と外部環境分析、企業の新たな事業機会探索、意思決定の効率化、事業成長のためのグロースマーケティングの内製化などを支援する。
三菱食品とunerryがリテールメディアを開発
三菱食品と、リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営するunerryは、リテールメディアネットワーク事業の共同推進を目的とした業務提携契約を締結した。同提携により、購買・人流・メディア接触データを統合したデータ基盤と、それに基づく分析、広告および効果計測サービスを提供するリテールメディアプラットフォームを共同開発。三菱食品の顧客基盤とunerryのデータ基盤を合わせ、事業の加速化を進める。
同プラットフォームでは、様々な商品カテゴリーにおける消費者の傾向やペルソナ像の分析のほか、来店意向や購買意向が高い生活者への広告配信、マス広告・Web施策・店頭施策の来店効果計測が可能だ。両社は連携して、今後さらなるサービスの構築・高度化に取り組んでいく。
生成AIでフワちゃんの画像を1万種類制作
LIFULLは、2018年から掲げているメッセージ「しなきゃ、なんてない。」の下、タレントのフワちゃんを起用したSNS企画『LIFULL「しなきゃ、なんてない。」AI10,000変化』を開始した。
同企画では生成AIを通じて、既成概念にとらわれない生き方を表現するフワちゃんの画像を10,000種類制作。LIFULL公式Xアカウントをフォロー&リポストしたユーザーに対し「しなきゃ、なんてない。」のメッセージを添えたフワちゃんの画像をランダムで1種届ける。
ChatGPTにブランドの人格を反映
大広とFABRIC TOKYOは、大広が開発したテキスト自動生成エンジン「Brand Dialogue AI(ブランドダイアログエーアイ)」の実証実験として、顧客との新しい自動対話プログラムの研究開発を開始する。
Brand Dialogue AIでは、ChatGPTにブランドの人格を反映させた独自の言語生成AIを活用。各企業が保有する顧客データや商品データ、コンテンツデータなどと連携することで、顧客一人ひとりに企業の担当者が付いて直接対話しているような顧客体験を実現する。
今回開始したプログラムでは、FABRICTOKYOの担当者の人格を持ったAIが、店舗で採寸や接客を行うコーディネーターと同じように顧客と対話。顧客一人ひとりの購入履歴や趣味嗜好などのパーソナルデータ、対話履歴に基づいて、AIが商品を薦めたり、ファッションの悩み相談に応じたりする。
映像制作過程のCO2排出量を算出可能に
メタバースプロダクションとdentsuJapanは、テレビCMなどの制作過程におけるCO2排出量を算出するカリキュレーター「Carbon Calculator for Movie Production」を共同開発し、テスト運用を開始した。
同カリキュレーターでは、従来の撮影手法と、環境負荷を軽減する撮影手法「バーチャルプロダクション(インカメラVFX)」を比較しながら、映像制作の各過程におけるCO2排出量を算出可能にする。
