10月31日、オプトは、データ解析・機械学習技術を用いたサービス企画および開発を手掛けるRe Data Scienceと共同開発した広告効果予測ツール「Open CTR Predictor」の無料提供を開始した。
「Open CTR Predictor」は、広告クリエイティブ制作時に、広告代理店や広告主自身がCTRを事前に予測し、複数あるクリエイティブの中から、効果の良いものの選択を可能にするツール。「マルチモーダル深層学習」という複数のデータ種別を統合的に学習する深層学習手法を取り入れている。
これにより、画像情報・テキスト情報・広告そのものの属性情報など、質の異なるデータを複数種類入力することで、それらの統合的な学習が可能。広告効果の予測結果を出力できる。
同ツールを活用することで、選抜されたクリエイティブのみの入稿・配信が可能になるため、広告効果の向上が期待される。その数値はオプトの試算で1.4倍程度となる見込み。
現在、同ツールの対応広告媒体は、Googleディスプレイネットワーク(GDN)の媒体のみ。その他の媒体については、今後順次拡大をしていく予定。
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