マッキャンエリクソンの新社長
インターパブリックグループ傘下のマッキャン・ワールドグループホールディングスは、元Media.Monks Tokyoマネージング・ディレクターの青木貴志氏が、10月1日よりマッキャンエリクソンおよびクラフトワールドワイドの代表取締役社長に就任することを発表した。
同氏は、電通ヤング・アンド・ルビカム入社後、ジェイ・ウォルター・トンプソン、ピュブリシス・グループ、サーチ・アンド・サーチ東京支社のゼネラルマネージャーを歴任した人物だ。
東京藝大×CAの専門組織
サイバーエージェントは、東京藝術大学の佐藤雅彦名誉教授と共同で、専門組織「すみっこ企画室」を設立した。
同組織はインターネット広告領域において、広告主や社会の課題に対する企画提案に特化。YouTube広告における表現のルールを模索し、体系化を目指す「6秒広告研究会」の発展的な取り組みとして設立された。
10年後の生活行動時間を予測するツール
電通の未来事業創研は、10年後の暮らしを具体的に描くツール「Future Time Use(フューチャータイムユース)」を提供開始した。
同ツールでは、10〜60代の男女の10年後の生活行動時間を、データ分析結果と専門家の知見を基に予測。これにより、クライアントの未来予測や未来に向けた事業創造を支援する。

グループ内のマーケティング事業を強化
CARTA HOLDINGSの連結子会社であるZucks、ATRAC、PORTO、CARTA AGEの4社は、グループ内のマーケティング事業領域の強化を図るため、2023年10月1日付けで組織を統合。Zucksを存続会社として、新会社「CARTA MARKETING FIRM(カルタマーケティングファーム)」の運営を開始した。
新会社の代表取締役には西園正志氏が就任。「クライアントの事業を進化させる」をミッションに、各社のプロダクト開発力と領域を限定しないマーケティング解決力を融合し、幅広いサポートを提供していく。
飲食店向けの使い切りビールサーバー
10月5日、サントリーは「ビールカンパニーイノベーション部の新規取り組み」に対する説明会を開催。飲食店向け新サービスとして、缶専用業務用サーバー「nomiigo(ノミーゴ)」を発表した。
同製品は、缶による使い切りのビールサーバー。従来の樽タイプを使い切れない中小規模の店舗が、品質の高い状態でビールを提供できるようにする。首都圏を中心にテストマーケティングを展開し、その結果に応じて導入市場を選定していく。