一時期バズワードとなった「クチコミマーケティング」。最近では落ち着きを見せているが、海外では企業に変わって、コミュニティー運営を運営し、クチコミマーケティングを支援する会社が登場しはじめている【バックナンバーはこちらから!】
-
- Page 1
クチコミマーケティング海外事情
クチコミが商品の売れ行きに大きく影響することは早くから指摘されてきた。インターネットの普及でクチコミが商品の売れ行きをさらに加速させることは間違いないだろうが、一方で1つ間違えば企業イメージを失墜させる破壊力を持ち合わせる。このため企業マーケターはクチコミに興味はあっても、なかなか本格的なクチコミマーケティング施策を打ち出せないでいる。そんな中、米国で企業に代わってユーザーコミュニティーを運営しクチコミマーケティング支援を行う専門業者が注目を集めている。
米Bazzarvoice社は、メーカーが直販する場合のメーカーサイトやECサイト向けに、製品のレビューコーナーのシステムを提供し、運営する専門業者だ。製品レビューのコーナーは、メーカーサイトやECサイトのページに簡単に埋め込めることができ、デザインやフォント、色使いなどを変更することによって、デザイン的に違和感なくページの一部になるという。レビューには、評価点ごとの5段階評価を始め、「いい点」「悪い点」の自由書き込み、長文の書き込みなど、幾つかのパターンを用意している。


サイト側の導入メリットの1つは、常に最先端のレビューシステムを導入できることが挙げられる。Bazzarvoice社は、7週間に1度のペースでシステムを改良し続けているという。
しかしより大きなメリットは、人的なサービスかもしれない。
多くの企業にとって、ネットを使ったクチコミマーケティングは未知の領域。 Bazzarvoice社では、サイトごとに担当者を割り当て、どのようにすれば商品レビューなどの消費者発信コンテンツを有効利用できるのかを徹底的にコンサルティングしている。こうした人的サービスが評価されているのだろう。
会員登録無料すると、続きをお読みいただけます
新規会員登録無料のご案内
- ・全ての過去記事が閲覧できます
※プレミアム記事(有料)は除く - ・会員限定メルマガを受信できます
- ・翔泳社の本が買える!500円分のポイントをプレゼント
-
- Page 1
-
- Page 2
この記事は参考になりましたか?
- 湯川鶴章の先端ネットマーケティング通信連載記事一覧
-
- キーワード広告を超える?新広告手法「ウィジェット広告」
- 【海外トレンド】クチコミマーケは専門業者に委託すれば吉とでる!?
- 「コミュニティがメディア消費の形を激変させる」-米crunchyrollに見るビデオ視聴の...
- この記事の著者
-
湯川 鶴章(ユカワ ツルアキ)
米国放浪中に新聞少年のような仕事につき、気がつけば報道の世界に入っていた変り種。シリコンバレーの黎明期からIT産業を中心に取材をし、2000年5月に帰国。現在、時事通信社編集委員。それでもってブロガーであり、ポッドキャスター。性格は極めて優柔不断だが、結構まじめ。謙虚だが思い上がるところもある。主な著書に「爆発する...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
