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指名検索数63%増を実現!3Dアバター×縦型ショート動画でイースト駅前クリニックが成功した理由

来院数120%に貢献 サーチリフトは411%に

MZ:イースト駅前クリニックでは、今回の施策によってどのような成果が得られたのでしょうか。

須部氏2

須部:来院数は前月比120%に着地できました。配信地域とした東京エリアは新規集患が鈍化傾向にあったのですが、それが回復した形となって良かったです。

 動画自体の反響も非常に良いですね。普段はSNSで「イースト駅前クリニック」と検索をしても、月に1~2件発信があればいい程度でした。ただ配信時期は1週間で何件も関連コメントがされていましたし、「今まで見た広告の中でも一番おもしろい」といったポジティブな内容も多かったです。

MZ:広告出稿の施策ではあるものの、SNSで話題化して金額以上の成果が出たと捉えていらっしゃるのですね。他に数値的な成果として挙げられるものはありますか。

松尾:大きく3点あります。1つは、CPMが一般的なYouTube広告VLCの2分の1程度と非常に安くできた点です。これは今回のクリエイティブが3Dアバターとユーザーにとって良い意味で違和感のある注目の集まりやすいものにできたことに加え、まだ競合が少ないYouTube shortsオンリーの配信をしたからこそ実現できたことだと考えています。

 2つ目が指名検索数の増加です。メインエリアとした東京の配信前後を比較すると、東京以外の地域では27.13%のインプレッション増加率であるのに対し、東京では63.16%増加。配信地域で明確に指名検索数が伸びていることが確認できました。

 3つ目はサーチリフトの伸長です。広告に「接触したユーザー」と「接触していないユーザー」で自然検索数を比較すると、411%となりました。

中野氏
株式会社オーリーズ アシスタント・マネージャー 中野亮氏

中野:今回は繁忙期に合わせて配信したので、そもそも来院数や検索数は増えやすいタイミングだったと思います。ただ、各クリニックでの初診来院者数のデータをデイリーでモニタリングをしていると、配信期間終了後にある傾向が見えてきました。

 非配信エリアは繁忙期を過ぎると、初診来院数が配信前の水準まで戻りましたが、配信エリアでは繁忙期を過ぎても減少幅を抑えられました。全体の来院者数になるので広告以外の影響も多いと思いますが、地域トレンドに差分が生じていたので残存効果もあったのではないかと考えています。

より大きく成長するには新たな挑戦が必要 認知と市場の拡大を目指す

MZ:今回の施策を踏まえ、イースト駅前クリニックでは今後、どのようなデジタル広告運用を展開されていくのでしょうか。

須部:自由診療のクリニックが増えてきたことで、当院がユーザーに接触すること、選択肢に入ることが難しくなっていています。いかにして選択肢に入っていけるか、「イースト駅前クリニック」を指名で選んでいただけるかは今後も重視していきます。そのために、質の良い広告やプロモーションの数を増やしていきたいと思っています。

MZ:オーリーズとしては、イースト駅前クリニックの挑戦をどのように支援したいと考えていますか。

松尾:一定数の初診来院数を確保することへのコミットは大前提です。その上で、より大きく成長するには、今まで行っていなかったような効果的な認知施策が必要です。クリエイティブや配信面など、こちらから様々なご提案をしながら、イースト駅前クリニックさんのやりたいことを実現していければ幸いです。

中野:現在はAGA以外の治療においても支援を始めています。今後、イースト駅前クリニックさんが積極的に市場を広げる側になっていけるような施策も、協力して実施していければと思っております。

MZ:FIREBUGとしては、今回の実績を踏まえ、3Dアバターの表現や制作力をどのように活かしたいと考えていますか。

山宮:3Dアバターでのクリエイティブ制作は、タレントさん本人が出演するものよりもかなりスピーディーかつ安価に制作できるのが利点です。広告配信においてはPDCAを回すプロセスは必須なので、その意味で広告配信に向いた表現方法ではないでしょうか。FIREBUGとしては、今後もタレントさんやインフルエンサーさんとの強いつながりを活かし、クライアントさんの新たなチャレンジをサポートしていきたいと思います。

3Dアバターの活用にご興味のある方へ

 本記事で登場したFIREBUGの「AVATORS」は、有名タレントのアバターを自在にご利用いただける、サブスクリプションサービスです。タレントの3Dアバターで、TikTokやXなどの企業のデジタル広告のためのオリジナル動画や画像を制作できます。少し奇妙な、クセになるアバターを使ってインパクトのある広告を制作しませんか? ご興味を持たれた方は、公式ページからお気軽にお問合せ下さい。

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この記事の著者

落合 真彩(オチアイ マアヤ)

教育系企業を経て、2016年よりフリーランスのライターに。Webメディアから紙書籍まで媒体問わず、マーケティング、広報、テクノロジー、経営者インタビューなど、ビジネス領域を中心に幅広く執筆。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社オーリーズ

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2024/03/11 12:00 https://markezine.jp/article/detail/44827

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