電通グループは、2021年に中期経営計画の柱の一つとして導入した「2030サステナビリティ戦略」をアップデートした。
同戦略のアップデートは、事業環境やサステナビリティに関わる世の中の状況・認識の急速な変化に対して「One dentsu」として能動的に対応し、社会やステークホルダーに対する責任を果たしていくことが狙いだ。困難な社会課題を解決する未来のアイデアを生み出していくことで、電通グループおよび社会のサステナビリティの実現を目指す。
今回のアップデートにより、「人」「地球」「イノベーション」の3つの領域にわたって、5つの取り組むべき重要課題を特定。各課題に対して、目指すゴールやアクションプランとKPIを設定した。
5つの取り組むべき重要課題(マテリアリティ)
(1)企業情報とコンプライアンス/データセキュリティ
(2)DEI
(3)人的資本の開発
(4)気候変動へのアクション
(5)イノベーションに導くリーダーシップ
同戦略の推進および5つの重要課題に対する各種取り組みの進捗は、「グループサステナビリティ委員会」を通じて評価、管理していく。
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