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LINEマーケティング活用最前線(AD)

データ活用のジレンマを解消するには?カゴメとサントリーのLINE活用事例から語られた「循環」を生む鍵

リアルイベントでの案内&データ収集に活用━━サントリーの事例

 LINEヤフーには顧客フレンドリーや体験のデジタル化といった観点から展開するソリューションの一つに、アプリプラットフォーム「LINEミニアプリ」がある。LINEの利用者であれば、他のアプリをダウンロードすることなく、様々なサービスが利用できるものだ。

 「9,600万人以上のユーザーがいるLINEだからこそ、ネイティブアプリをダウンロードしないユーザーにも幅広くサービスを提供できる」と寺山氏。注文完了通知や予約リマインドなどを確実に届けられるため、ユーザーにとっての利便性が高い点も特徴だと説明する。

 2024年5月時点で、LINEミニアプリにおけるリリース済みサービス数は14,000件以上。会員証やモバイルオーダー、順番待ち受付や販促キャンペーン、薬局における処方予約など多岐にわたる。

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 石田氏も「自宅近くのお店でもLINEミニアプリが使われていて、身近に感じるようになってきた」と話し、いち生活者としても実感しているサービスの広がりを伝えた。当然、トランスコスモスの支援する企業でもLINEミニアプリによるサービス向上の成功事例があるという。

 LINEミニアプリ活用の成功事例として伝えられたのは、2023年7月から8月に札幌の大通りで開催された大規模ビアガーデンでのOMO施策だ。サントリーが展開する店舗内でトランスコスモスが提供する「MINI APPLI STUDIO」が活用された事例だ。

 サントリーは、100万人が来場するこのビアガーデンで「行動履歴のデータ取得」と「ファン化促進」を実現したいと考えていた。そこでトランスコスモスに「イベントで来場客を効率良く案内するサービスの実現」と「イベント後のデータ活用に役立つユーザー行動履歴の取得」をリクエストしたという。

売上の約36%がミニアプリ経由・データ収集も実現

 石田氏らは、イベント前から当日、イベント後に至るまでの顧客体験を想定してミニアプリを設計。ミニアプリによる客席の事前予約を可能にした。当日は年齢確認アンケートで顧客情報を取得し、お持ち帰り用のビールが当選するガチャコンテンツを実装して待ち時間も楽しめるようにしたという。

 加えて、「ビアガーデンの後に室内でゆっくりしたい」という要望を想定し、イベント後に会場近辺の店舗で使える二次会クーポンを案内。収集した顧客データはサントリーのLINE公式アカウントと連携することで、後のLINE施策に活用できる状態になる。

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 結果、モバイルオーダーからの売上は全体の36%を占めた。また、二次元バーコードを読み込んだ参加者のうち約7割にあたる約27,000人がアンケートに回答。多くの顧客データの収集が可能となった。

 「27日間のイベント期間中、一度もエラーなく完遂できた点が最大の成果です」と石田氏。サントリーからの評価も高く、2024年に開催予定のイベントでも同じLINEミニアプリの活用が検討されているという。

 石田氏は最後に、今回のテーマに関連した自社サービスを紹介してセッションを締めくくった。

 「サントリーのモバイルオーダーを実現した『DEC Connect』は、LINEサービスに特化したトランスコスモス独自のツールです。APIを利用して、外部ツールや外部DBとシームレスな連携を行うことで、企業とユーザーとのコミュニケーションを最適化します」(石田氏)

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 「ユーザーに合わせたキャンペーンのための配信に限らず、LINEミニアプリでの対応、LINE通知メッセージの送信といったリテンションの場面でも活躍しています。メールの代替手段としてLINE通知メッセージが浸透してきたこともあり、非常にニーズが高まっているソリューションです」(石田氏)

※LINEアカウントと紐づいた行動データの取得・活用にはユーザーの許諾が必須となります。

※「LINE通知メッセージ」はLINEヤフー株式会社が提供する、企業からの利便性の高い通知を企業のLINE公式アカウントから受け取ることができる機能です。本機能の利用に同意することで、個別のアカウントを友だち追加することなく、簡単に通知メッセージを受け取ることが可能になります。対象はLINEヤフー株式会社がユーザーにとって有用かつ適切であると判断したものに限定され、広告目的のものは配信されません。

※「LINE通知メッセージ」に関して詳しく確認したい場合は、こちらをご参照ください。

※「LINE通知メッセージ」の受信設定を確認・変更したい場合は、こちらをご参照ください。

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この記事の著者

落合 真彩(オチアイ マアヤ)

教育系企業を経て、2016年よりフリーランスのライターに。Webメディアから紙書籍まで媒体問わず、マーケティング、広報、テクノロジー、経営者インタビューなど、ビジネス領域を中心に幅広く執筆。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

高山 透(コウヤマ トオル)

フリーカメラマン。雑誌の撮影などを主にしています。

最近では、webの撮影も多くなってきました。日々の生活は、朝タブレット端末をながめながらコーヒーを飲み、のんびり1日が始まります。 休みの日は、新宿御苑に行ったり、子供と遊んで過ごしています。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:LINEヤフー株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2024/07/05 10:00 https://markezine.jp/article/detail/45821

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