LINEリサーチは、全国の10〜60代の男女5,241人を対象に、ファッションアイテムの購入頻度と、ファッションに関して参考にしている情報源について調査を実施した。
ファッションアイテムを買う頻度は?全体で「月に1回以上」が3割超
まず、洋服に限らず、靴、帽子、アクセサリーなども含め、普段どのくらいの頻度でファッションアイテムを買っているか質問。買ってもらう場合も含めて回答を集めた。
全回答では、「月に1回以上」が最も高く3割超。続いて「2~3ヵ月に1回」が2割台後半となった。男女別に見ると、「月に1回以上」の割合は、圧倒的に女性のほうが高い結果となった。
年代別では、10~20代で「月に1回以上」の割合が他の年代と比べて高めの4割超だった。30代以降では、「月に1回以上」と「2~3ヵ月に1回」の割合に大きな差がなく、それぞれ3割前後だった。
情報源は若年層がInstagram、40代以降は店舗が中心に
次に、ファッションアイテムを買う人に(買ってもらう場合も含め)、ファッションに関する情報源として参考にしているものを質問。
全体1位は、「店のディスプレイ・店員の話やファッション」で3割弱。2位以降は、「Instagram」「通販サイト・アプリ」「街で見かける人のファッション」が2割台後半~2割弱で続いた。一方で、「参考にしているものはない」という人が2割弱いた。
年代別に見ると、世代間ギャップを感じられる結果となった。
10~30代の1位は「Instagram」。年代が若いほど割合が高い傾向で、10~20代では5割前後。特に10~20代の女性で高く、6割台後半となった。
10代では、「Instagram」「TikTok」「YouTube」といったSNSや動画配信サービスがTOP3を占めており、「X(旧Twitter)」も7位にランクイン。10代の女性では特に「TikTok」が4割超の高い割合だった。
40~60代では、「店のディスプレイ・店員の話やファッション」が1位でいずれも3割超。「チラシ(電子版含む)」「カタログ(電子版含む)」は年代が上がるほど割合も高くなる傾向になった。その他にも、「テレビ」は60代の女性で2割とやや高めだった。
【調査概要】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期:2024年7月8日~10日
有効回収数:5,241サンプル
※性別年代構成比を市場に合わせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります。
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