電通と電通コンサルティングは、経営層・経営企画部門・事業開発責任者・事業推進責任者向けに、事業変革の実現を支援するプログラム「Branding For Growth」の提供を開始した。
同プログラムでは、「(1)ブランドアーキテクチャー」「(2)事業価値デザイン」「(3)習慣アクティベーション」の3つのプロセスを提供。事業変革が目指すブランドアイデンティティを定義し、それを実現するためのビジネス構造を設計する。
具体的には、「(1)ブランドアーキテクチャー」では事業の本質的価値を規定し、変革を推進する新しい事業価値を見出し新しいブランドアイデンティティを定義。「(2)事業価値デザイン」では、事業変革を牽引する新しい事業のビジネス構造を設計し、ビジネス成長につながる習慣を定着させるブランド戦略を立てる。「(3)習慣アクティベーション」では、インナー・アウター両面でステークホルダーの意識と行動を変え、習慣として定着させる仕組みと体験を設計して、ビジネス成果につなげるアクティベーションを実行する。
同プログラムでは一連のプロセスを一気通貫で支援することで、ビジネスの出口を見据えながら新しい価値を定義し、意識と行動を変え習慣を構築する。効果についても、顧客と社員のパーセプション変化だけでなく、事業変革が目指すゴールに合わせて行動習慣の定着度とビジネス成果を示すKPIを設定する。
これにより、社内外のステークホルダーに対し意識と行動を習慣として定着させるようアプローチし、ビジネス成長へ向かうブランディングを支援していく。
【関連記事】
・電通、クリエイティブに特化したDEIコンサルティングチームを発足 課題発見から企画・制作まで伴走
・電通ら5社、ZEPETOを活用した広告パッケージの提供を開始 若年層向けの認知拡大施策が可能に
・電通、若年女性の「推し活」に関するインサイトや態度変容モデルを分析し、調査レポートを発表
・電通、企業文化の変革を支援するプログラムの提供を開始 診断ツールや課題抽出フレームワークを活用
・電通と大阪大学大学院経済学研究科、分析ソリューションを共同開発 潜在文脈からインサイトを抽出