翔泳社が運営する「ECzine」は、本日2024年8月27日（火）に無料カンファレンスイベント「ECzine Day 2024 Autumn」を東京・神田明神ホールにて開催する。

　商機を逃さない売り場作りをテーマとした本イベントは19:15まで行われ、ハルメク、ハヤカワ五味氏、アダストリア、カプコン、味の素などが登壇予定。今回、急きょ参加ができるようになった方、今イベントの存在を知った方などに向けて、若干数ではありますが当日受付枠を設けている。1セッションから参加可能となっているため、業務や外出の合間に登録の上、ご来場いただければ幸いだ。

ECzine Day 2024 Autumn おすすめセッションの紹介

ハヤカワ五味氏が提案　EC×生成AIで“最強ブランド運営”を実現する方法

　学生時代にランジェリーブランド「feast」を立ち上げ、SNSなどでも積極的な発信を続けてきたハヤカワ五味氏。近年キャリアの方針転換をし、現在は日々生成AIの普及と実践に取り組んでいるという。

　本セッションでは、同氏が過去～現在のキャリア視点で見た、EC×生成AIの可能性を紹介。「with AI時代」に差し掛かりつつある今、EC運営にどういった技術や視点を加えると、業務効率化や売上創出につながるのか、仕事や働き方の具体案を提案する。

楽しいECサイト＝コマースメディアを作るには？ 実現法をZETA 山崎氏が伝授

　ECサイトは、今や単なる「購入の場」ではなく、たくさんの「情報が集まる場」となりつつある。購入の利便性を高めながらも、口コミなどの情報提供や顧客に合ったレコメンド、コミュニケーションなどを提供するには「ショッピングのSNS化」、つまりはコマースメディアへの進化が必要だといえる。

　本セッションでは、ZETA株式会社の山崎徳之氏がユーザーに購買体験を楽しんでもらうために欠かせない技術やサービス、それらの活用事例を紹介。インターネットに強いユーザー以外の層を「顧客」として取り込みたい方にとって、新たなヒントが得られるはずだ。

アダストリア・カプコンがクリエイター共創の未来を語る

　AIがあらゆるアイデアを提案してくれ、クリエイティブの生成まで行う時代になりつつある今こそ、試される人間の創造性。ここからは、没個性的なブランドでは生き残れず、各社が出す個性に共感する顧客がついてくる。こうした時代がより加速していくに違いない。

　本セッションでは、新たな才能の芽を開花させるべくクリエイターとの共創を進めるアダストリアと、既存IPの価値を再編成し、新たなものづくりに取り組むカプコンの2社が登壇。それぞれのプロジェクト立ち上げ経緯や、クリエイターと手を組んで得た発見、今後の企業のブランド価値向上に向けた展望などは、新規事業を立ち上げたい方、既存ブランドの成長に行き詰まりを感じる方必見だ。

1ミリ単位の努力が○万円の利益を生む　梱包資材アップデートのススメ

　購入顧客のもとに商品が届く瞬間。EC事業者・D2Cブランドにとって、この瞬間は数少ない「顧客との直接的な接点」だといえる。今、あなたが携わるブランドはここにどれだけ力を入れられているだろうか。ついついコスト削減の波にのまれ、簡素なものにしてしまってはいないだろうか。

　本セッションでは、体験の最大化と適正コストの両立に向け、各社が取り組む梱包資材の工夫を紹介。物流2024年問題や、進む人手不足の課題にどう対応するかも、見えてくるような事例が紹介される予定となっている。会場では梱包資材の実物も展示しているため、この目で確かめたい方はぜひ来場してみてはいかがだろうか。

　本イベントでは、そのほかにもEC業界のAI活用や体験向上策、ECサイトやそこから収集できるデータを活用したリアルな接点づくりの秘訣、企業の成長に欠かせない事業創出や共創のヒントなど、全12セッションを通して、あらゆる観点から「売上向上のコツ」を紹介する予定となっている。詳細はタイムテーブルからも確認できる。

　なお、会場ではセッション時に紹介されるキーワード収集や、展示ブース来訪数に応じて参加できる抽選会も開催。仕事をアップデートできる便利グッズなどを景品として用意しているため、ぜひこちらも併せてお楽しみいただければ幸いだ。