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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2026 Spring

【新年特集】2024→2025 キーパーソンによる予測と展望

DXにより「移動価値」を高め、駅商圏のリテールメディア構築を目指すJR東日本グループの中長期戦略

JR東日本OOHの新たな施策

 また、JR東日本のOOHにおいても、3つの施策を実施しています。1つ目は、「Beyond Stations構想」。「通過する駅から集う駅へ」をテーマに、駅ナカにイマーシブ(没入型)なメディア空間を作り、駅の価値を高める取り組みです。具体的には、秋葉原駅、上野駅、新宿駅などに大規模なサイネージを設置。サイネージで没入感のある映像を放映しながら、リアルイベントを実施したりすることによって、駅空間全体が包み込まれるようなイマーシブ体験を提供しています。

 2つ目は、「TRAIN TV」。お客さまの移動時間をより有意義なものにしていくため、これまで広告中心の編成だった「トレインチャンネル」などの車内サイネージを「TRAIN TV」としてリブランディングし、オリジナル番組中心の編成へと刷新しました。引き続き移動するお客さまにとって見逃せない番組・編成を追求するとともに、多様化する広告主ニーズに対応する番組起点の新たな広告商品も開発・投入していくことで、企業と生活者をつなぐ「メディア」として、唯一無二の情報体験を提供していきます。

 3つ目は、これらのOOHを、デジタル広告のようにDSPやSSPのマッチングで購入できる「MASTRUM(マストラム)」というプラットフォームも立ち上げています。現在は予約型での販売ですが、今後は運用型での販売やデジタル広告との連携も進め、駅商圏トータルで広告出稿できる仕組みを構築していきます。

他社との連携により、新たな仕組みづくりを

 2025年はJR東日本グループ内だけでなく、他社と連携した動きも一層強化していく予定です。

 一例として、広告会社や媒体事業社12社で構成する「日本版OOHメジャメント標準化検討準備委員会」を立ち上げ、OOHのメジャメント(業界共通指標として属性別広告接触者数の計測)の統一化を進めています。テレビの視聴率のような指標をOOHにおいても設定し、OOHの市場自体を拡大していきたいと考えています。また、大手流通企業と協力したPoC(概念実証)も実施し、リテールメディア、交通広告、ビーコンを使ったクーポン配信の効果などを定量・定性面で明らかにしたいと考えています。

 家でも店舗でもない「移動」という体験から、トータルの広告コミュニケーションを展開できるのはJR東日本グループならでは。駅周辺でビジネスをされている企業様はもちろん、移動時間を活用したマーケティングや新たな送客の仕組みづくりに興味のある企業様は、ぜひ一緒にチャレンジさせてください。

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この記事の著者

安光 あずみ(ヤスミツ アズミ)

Web広告代理店で7年間、営業や広告ディレクターを経験し、タイアップ広告の企画やLP・バナー制作等に携わる。2024年に独立し、フリーライターへ転身。企業へのインタビュー記事から、体験レポート、SEO記事まで幅広く執筆。「ぼっちのazumiさん」名義でもnoteなどで発信中。ひとり旅が趣味。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2025/02/03 09:30 https://markezine.jp/article/detail/47701

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