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『MarkeZine』(雑誌)

第109号(2025年1月号)
特集「2024→2025 キーパーソンによる予測と展望」

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【新年特集】2024→2025 キーパーソンによる予測と展望

変革をリードするMetaのAI ユーザー体験の進化、実用化する広告活用の現在地

 AI活用において業界をリードするMeta。「AIによる広告の自動化と最適化」は既に実用フェーズに入っている。Facebook、Instagram、Threads……同社が提供するプラットフォームはAIでどこまで進化しているのか? 最新アップデートと2025年に向けた動きに迫る。

※本記事は、2025年1月刊行の『MarkeZine』(雑誌)109号に掲載したものです

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─ 変革をリードするMetaのAI ユーザー体験の進化、実用化する広告活用の現在地(本記事)

ユーザー体験の向上により滞在時間が伸長

──対ユーザーにおいて、2024年に取り組んだこと、目玉のアップデート内容について教えてください。

 Metaは長年にわたりAIの研究開発およびインフラストラクチャの構築に巨額の投資を行っています。AIの活用を進めることで、利用者にとってさらに関連度が高くパーソナライズされたコンテンツをレコメンドすることが可能になり、利用者の利用体験の向上につながっています。実際に、AIによるレコメンデーションの改善によってFacebookでは8%、Instagramでは6%滞在時間が延びており、Instagramで利用者が見ているコンテンツの約50%はAIによりレコメンドされたものです。

Meta日本法人 Facebook Japan 執行役員 営業本部長 坂下洋孝氏 大手通信会社での法人営業、広告会社でのビジネス開発を経て日本マイクロソフトに入社し、広告商品企画部プロダクトマネージャー、プロダクト&ソリューション部長などを歴任。その後、Verizon Media(旧AOLプラットフォームズ・ジャパン)にてCOO、代表取締役カントリーマネージャーを務める。2020年2月、Facebook Japanに入社し、執行役員営業本部長としてエージェンシーセールス部門を統括。
Meta日本法人 Facebook Japan 執行役員 営業本部長 坂下洋孝氏
大手通信会社での法人営業、広告会社でのビジネス開発を経て日本マイクロソフトに入社し、広告商品企画部プロダクトマネージャー、プロダクト&ソリューション部長などを歴任。その後、Verizon Media(旧AOLプラットフォームズ・ジャパン)にてCOO、代表取締役カントリーマネージャーを務める。2020年2月、Facebook Japanに入社し、執行役員営業本部長としてエージェンシーセールス部門を統括。

 また、利用者と広告主が安全に利用できるプラットフォームの提供に一層取り組んでいます。直近では、9月に誤情報拡散防止に関するさらなる取り組みの一環として、第三者によるファクトチェックプログラムを日本で開始したほか、10月には著名人のなりすまし広告の検出や防止を目的に顔認証技術を活用するテストを開始しました。

──対ユーザーにおいて、2025年に仕掛けようとしていることを少しだけ教えてください。

 2025年、Metaは利用者向けにAI体験をさらに進化させ、よりインタラクティブな機能を提供予定です。Meta Connect 2024では、InstagramとFacebookでリールコンテンツの自動吹き替えとリップシンクのテストを英語とスペイン語で開始することを発表しました。近い将来、言語に関係なく、世界中の利用者がコンテンツを楽しめるようになります

 また、AI編集ツールに新機能を追加し、視覚情報の処理能力を強化する予定で、たとえば、花の写真を撮ってその名前を尋ねたり、食べ物の写真からレシピの提案をもらったりすることが可能になります。

 2023年にローンチしたThreadsの月間アクティブ利用者数は3億人を超え、日本は利用が最もアクティブな国の一つです。日本は注力市場で、2024年11月にはThreads上で話題になっているトピックを表示する機能のテストを米国外で初めて開始するなど、今後も新しい機能の拡充をしてまいります。

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2025/02/07 09:30 https://markezine.jp/article/detail/48017

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