【新年特集】2024→2025 キーパーソンによる予測と展望
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─ 注目ブランドは2025年どう動く?【パル/Bリーグ/有楽製菓編】
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─ 広告会社からクリエイティビティ・プラットフォームへ 博報堂DYグループの展望とそれを支えるAI活用
─ IPビジネスで培ったノウハウで自社の強みを尖らせていくADKのファングロース戦略
─ AI領域で好走するサイバーエージェント、2025年はインターネット領域で独自サービスの確立を目指す
─ グループ再編を経て、主戦場を拡張するオプト 注力する「LTVマーケティング」でのビジョン
─ DXにより「移動価値」を高め、駅商圏のリテールメディア構築を目指すJR東日本グループの中長期戦略
─ 生成型AI「Grok」の搭載と縦型動画の強化 進化するXの今
─ 「ショート動画」ブームはさらに加速 2025年、TikTokがクリエイター/広告主向けに仕掛けること
─ 検索エンジン「Bing」×AIアシスタント「Copilot」で実現する、“パーソナルな検索体験”
─ 変革をリードするMetaのAI ユーザー体験の進化、実用化する広告活用の現在地
─ LINE×ヤフーのデータ連携、横断サービスの展開を強化 「Connect One構想」の現在地
─ BtoBマーケで加速する「つながり」の重要性 「LinkedIn」でソートリーダーシップをどう築くか
アサヒゼロ飲用の自分ごと化を促進したい ビール好きを納得させる味と仕掛け

2007年に入社後、量販店を担当する営業を経験し2008年からマーケティング部門に所属。ビール類のマーケティングリサーチ・新商品開発・ブランドマネジメントを経験した後、現部署に所属し、アサヒゼロのブランドマネージャーなどを担当。
担当ブランド:アサヒゼロ
Q.2024年はどのようなチャレンジをされましたか?
A.ビール好きに納得してもらうための挑戦的なコミュニケーション
アサヒゼロは、ノンアルコールビールテイスト飲料を「うまい!」と思ったことのないビール好きの方々に向けて、既存商品と一線を画す“本当においしい商品”を発売し、お客様の選択肢を増やしたい思いで2024年4月に全国発売しました。

「どうせノンアルコールはおいしくない」という強い固定観念をお持ちの方々には、ただ単に「おいしいです」と伝えても響きません。そこで「ビール好きへの挑戦状/ノンアルコールをうまいと思ったことのないあなたへ。」と謳うコミュニケーションを実施しました。
加えて、ビールと飲み比べをしていただく試飲イベントを複数都市で開催し、大規模サンプリングでも飲用機会を創出。「そこまで言うなら飲んでみようか」と感じていただくことで、ノンアルの先入観を覆す取り組みにチャレンジしました。
Q.2025年に仕掛けようとしていること、少し教えてください!
A.アサヒゼロを生活に取り入れる意義の啓蒙
ノンアルコールビールテイスト飲料の味に抵抗を感じるビール好きの方々の購入ハードルは高く、ノンアルを飲むことが自分ごと化されていない方の数はまだまだ多いです。その方々にアサヒゼロの飲用を自分ごと化してもらうための取り組みに注力していきます。
これまでにも実施してきた「そこまで言うなら飲んでみようか」と思っていただけるようなコミュニケーション/プロモーションや、試飲イベント・サンプリングを通じた飲用機会の創出を強化する予定です。2025年は「衝撃のうまさ」を伝えるだけではなく、アサヒゼロを生活に取り入れることの“意義”を感じてもらうための取り組みにも新たに注力していきたいと考えています。
今、注目しているコミュニケーションチャネルや技術、マーケティング施策は?
- リテールメディア
- ビジネスメディア
- リアルな場でのブランド体験提供