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『MarkeZine』(雑誌)

第109号(2025年1月号)
特集「2024→2025 キーパーソンによる予測と展望」

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【新年特集】2024→2025 キーパーソンによる予測と展望

注目ブランドは2025年どう動く?【アサヒ/味の素冷凍食品/アドビ編】

 情報にあふれ多様な選択肢がある現在、生活者に選んでもらうために日々マーケターは頭を悩ませているかと思います。日本を代表するブランド・サービスは、2024年にどのようなチャレンジをし、2025年は何を見据えているのでしょうか? アサヒビール「アサヒゼロ」担当の岡村氏、味の素冷凍食品「家庭用冷凍食品餃子カテゴリー」担当の駒木根氏、アドビにてコンシューマー向けマーケティングを担当する清水氏にうかがいました。

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【新年特集】2024→2025 キーパーソンによる予測と展望

【業界人間ベム】2025年・広告マーケティング業界7つの予測
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─ 注目ブランドは2025年どう動く?【アサヒ/味の素冷凍食品/アドビ編】(本記事)
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アサヒゼロ飲用の自分ごと化を促進したい ビール好きを納得させる味と仕掛け

アサヒビール株式会社 スマドリマーケティング部 岡村 知明氏。2007年に入社後、量販店を担当する営業を経験し2008年からマーケティング部門に所属。ビール類のマーケティングリサーチ・新商品開発・ブランドマネジメントを経験した後、現部署に所属し、アサヒゼロのブランドマネージャーなどを担当。担当ブランド:アサヒゼロ
アサヒビール株式会社 スマドリマーケティング部 岡村 知明氏
2007年に入社後、量販店を担当する営業を経験し2008年からマーケティング部門に所属。ビール類のマーケティングリサーチ・新商品開発・ブランドマネジメントを経験した後、現部署に所属し、アサヒゼロのブランドマネージャーなどを担当。
担当ブランド:アサヒゼロ

Q.2024年はどのようなチャレンジをされましたか?

A.ビール好きに納得してもらうための挑戦的なコミュニケーション

 アサヒゼロは、ノンアルコールビールテイスト飲料を「うまい!」と思ったことのないビール好きの方々に向けて、既存商品と一線を画す“本当においしい商品”を発売し、お客様の選択肢を増やしたい思いで2024年4月に全国発売しました。

アサヒゼロ
アサヒゼロ

 「どうせノンアルコールはおいしくない」という強い固定観念をお持ちの方々には、ただ単に「おいしいです」と伝えても響きません。そこで「ビール好きへの挑戦状/ノンアルコールをうまいと思ったことのないあなたへ。」と謳うコミュニケーションを実施しました。

 加えて、ビールと飲み比べをしていただく試飲イベントを複数都市で開催し、大規模サンプリングでも飲用機会を創出。「そこまで言うなら飲んでみようか」と感じていただくことで、ノンアルの先入観を覆す取り組みにチャレンジしました。

Q.2025年に仕掛けようとしていること、少し教えてください!

A.アサヒゼロを生活に取り入れる意義の啓蒙

 ノンアルコールビールテイスト飲料の味に抵抗を感じるビール好きの方々の購入ハードルは高く、ノンアルを飲むことが自分ごと化されていない方の数はまだまだ多いです。その方々にアサヒゼロの飲用を自分ごと化してもらうための取り組みに注力していきます。

 これまでにも実施してきた「そこまで言うなら飲んでみようか」と思っていただけるようなコミュニケーション/プロモーションや、試飲イベント・サンプリングを通じた飲用機会の創出を強化する予定です。2025年は「衝撃のうまさ」を伝えるだけではなく、アサヒゼロを生活に取り入れることの“意義”を感じてもらうための取り組みにも新たに注力していきたいと考えています。

今、注目しているコミュニケーションチャネルや技術、マーケティング施策は?

  • リテールメディア
  • ビジネスメディア
  • リアルな場でのブランド体験提供
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MarkeZine(マーケジン)
2025/01/21 09:30 https://markezine.jp/article/detail/47989

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