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【新年特集】2024→2025 キーパーソンによる予測と展望

注目ブランドは2025年どう動く?【アサヒ/味の素冷凍食品/アドビ編】

忙しい毎日を「キレイに焼けるギョーザ」でちょっと豊かに変えていく、味の素

味の素冷凍食品株式会社 リテール事業部 リテール製品戦略第1G 駒木根 理花氏。2014年入社。6年間コンビニエンスストア向けの開発・営業業務(製品コンセプト立案)を担当後、2020年より現部署。現在、家庭用向け冷凍食品のマーケティング業務と戦略立案を担当。担当ブランド:アサヒゼロ
味の素冷凍食品株式会社 リテール事業部 リテール製品戦略第1G 駒木根 理花氏
2014年入社。6年間コンビニエンスストア向けの開発・営業業務(製品コンセプト立案)を担当後、2020年より現部署。現在、家庭用向け冷凍食品のマーケティング業務と戦略立案を担当。
担当ブランド:家庭用冷凍食品(スーパーマーケットやドラッグストアなどで販売される)餃子カテゴリー

Q.2024年はどのようなチャレンジをされましたか?

A.「思った以上に簡単にキレイに焼ける」実感の創出

 おいしくて簡単なのは当たり前、さらに「楽しい」という価値を強化することで、「ギョーザ」をより多くの人に使っていただくことを目指しています。

 「ギョーザ」はその利便性により大きく市場を伸ばしてきましたが、弊社製品の購入率はまだ25%と市場拡大のポテンシャルは大きいと思っています。

 よりフライパンから剥がれやすく、キレイな羽根つきギョーザが焼ける製品をお届けし、実際に調理をしたときに「思ってた以上に簡単キレイに焼ける感動や楽しさ」を実感してもらう。つまり、便利(おいしくて簡単)なだけではない、+αの価値提供で、より多くの人の調理の時間や生活そのものをちょっとだけ豊かにできたらいいな、そんなことに想いを馳せながら活動しています。

より張りつきにくくリニューアルした「ギョーザ」を自分で焼いて食べられる期間限定店をJR両国駅に設置
より張りつきにくくリニューアルした「ギョーザ」を自分で焼いて食べられる期間限定店をJR両国駅に設置

Q.2025年に仕掛けようとしていること、少し教えてください!

A.冷凍ギョーザをよりポジティブな選択肢にします

 おいしくて簡単なのは当たり前、さらに「楽しい」という価値を強化することで、「ギョーザ」をより多くの人に使っていただくことを目指しています。

 冷凍餃子を食卓に出す後ろめたさを軽減・払拭できるような製品開発・コミュニケーションを行いたいと思っています。

 我々が作る「ギョーザ」は皆さんが手作りするのと同じように、素材を厳選し、工場という大きな台所で野菜を切って、お肉をこねて、皮で包んで……と、調理にかかる「手間」を皆さんに代わって丁寧に作っています。手抜きではなく"手間抜き"です。

 以前は、料理は1から手作りすることが理想だったかもしれません。しかし、時代は変わり、生活者の生き方や働き方も大きく変わっています。忙しい毎日の中でもっと自由に・ポジティブに「ギョーザ」を食卓に出せるようにしたいです。

今、注目しているコミュニケーションチャネルや技術、マーケティング施策は?

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まだアドビを知らない相手にユーザー目線の製品体験を伝える、ソーシャルPR投稿の仕組み構築

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2025/02/25 14:11 https://markezine.jp/article/detail/47989

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