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『MarkeZine』(雑誌)

第109号(2025年1月号)
特集「2024→2025 キーパーソンによる予測と展望」

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【新年特集】2024→2025 キーパーソンによる予測と展望

グループ再編を経て、主戦場を拡張するオプト 注力する「LTVマーケティング」でのビジョン

 2024年4月1日付で行われたグループ再編により、デジタルホールディングスグループの連結子会社4社と統合したオプトにとって、2024年は様相新たな1年となった。デジタルマーケティングを主戦場としてきた同社は、どのようなビジョンや世界観を掲げているのか。CX開発本部の早田 翼氏に展望を語ってもらった。

※本記事は、2025年1月刊行の『MarkeZine』(雑誌)109号に掲載したものです

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─ グループ再編を経て、主戦場を拡張するオプト 注力する「LTVマーケティング」でのビジョン(本記事)

デジタルマーケティングから主戦場を拡張

 オプトが2024年から掲げているテーマは「LTVM:LTV(顧客生涯価値)マーケティング」です。

 我々の考えるLTVマーケティングとは、企業とエンドユーザーの持続可能な関係性の構築を目指すもの。エンドユーザーをより幸せにしつつ、企業の事業成長も実現するための循環を創っていく形です。これまでオプトが主戦場にしてきたデジタルマーケティングにおける「CPA○○円で新規顧客を○○人獲得する」といった世界観とは大きく異なるビジョンを掲げています。

株式会社オプト CX開発本部 CREATION1部 部長 早田 翼氏 2013年オプト入社。ソーシャルメディア事業部でSNS活用支援を担当した後、オプトのブランド事業立ち上げに参画、広告主のデジタル上のブランド活動支援に従事。2017年よりLINE活用によるマーケティング支援を推進してきた経験を活かし、2024年4月より現職。
株式会社オプト CX開発本部 CREATION1部 部長 早田 翼氏
2013年オプト入社。ソーシャルメディア事業部でSNS活用支援を担当した後、オプトのブランド事業立ち上げに参画、広告主のデジタル上のブランド活動支援に従事。2017年よりLINE活用によるマーケティング支援を推進してきた経験を活かし、2024年4月より現職。

 日本の人口動態を見ても、新規顧客との取引を増やし続けるという従来のマーケティングが頭打ちになってきているのは明らかです。そのような中、今マーケティングで求められているのは「エンドユーザーとつながり続けること」ではないでしょうか。企業の皆さまからお聞きする課題感も、予算や数値目標ありきのものではなく「どんなテクノロジーを使い、どうやってエンドユーザーとつながり、何を成し遂げられるのか」といった本質的なものに変わってきている感覚があります。

 デジタルマーケティングの支援を事業の柱としてきたオプトですが、デジタル広告の運用だけでは、クライアント企業やエンドユーザーを十分に満たせていないという焦燥感がありました。オプトの持つテクノロジーやデジタル領域の強みを活かす「次の一手」として考えられたのが、LTVマーケティングや、それを実現するためのCX(顧客体験価値)開発です。2024年4月のグループ再編を皮切りに、「デジタル広告だけではなく、LTVマーケティングをリードするオプト」として再スタートを切りました。

オプトが掲げるLTV(顧客生涯価値)マーケティングの概念図
オプトが掲げるLTV(顧客生涯価値)マーケティングの概念図

 2024年は主語を「エンドユーザー」に定め、多様なメンバーを集めて基盤を整えつつ、企業とエンドユーザーにとって意味のあるものを作り実証していく、そんな生まれ変わりの1年となりました。

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この記事の著者

安光 あずみ(ヤスミツ アズミ)

Web広告代理店で7年間、営業や広告ディレクターを経験し、タイアップ広告の企画やLP・バナー制作等に携わる。2024年に独立し、フリーライターへ転身。企業へのインタビュー記事から、体験レポート、SEO記事まで幅広く執筆。「ぼっちのazumiさん」名義でもnoteなどで発信中。ひとり旅が趣味。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2025/01/31 09:30 https://markezine.jp/article/detail/47494

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