【新年特集】2024→2025 キーパーソンによる予測と展望
─ 【業界人間ベム】2025年・広告マーケティング業界7つの予測
─ 【B2B Marketing Hack】2025年・BtoBマーケティング業界4つの予測
─ 政治力を失ったGoogle vs 司法省――2025年以降の10年で新旧市場を巡り起こること
─ マーケティングは企業の競争力に直結する。入山章栄氏が考える、マーケ力向上の3点セット
─ 加速する「情報のカオス化」と「個人の時代」へのパラダイムシフト 西口一希氏がAI時代に見据えるもの
─ 2025年、広告エージェンシーに求められるのは「営業」の再構築/AIを味方に戦略の転換を
─ 2025年は「マーケティングの本質」に立ち戻る―AI時代こそ見直される「人」の価値―
─ ビジネスの成長にはEX向上が不可欠に――みずほの挑戦から学ぶ
─ もはや「トレンド」の概念すらなくなる?Z世代の企画屋今瀧健登氏による2025年の変化予測
─ 注目ブランドは2025年どう動く?【アサヒ/味の素冷凍食品/アドビ編】
─ 注目ブランドは2025年どう動く?【江崎グリコ/SMBC日興証券/花王編】
─ 注目ブランドは2025年どう動く?【資生堂/日産自動車/パナソニック編】(本記事)
─ 注目ブランドは2025年どう動く?【パル/Bリーグ/有楽製菓編】
─ 事業成果の徹底的な可視化を電通が注力するデータ戦略事業「Marketing For Growth」
─ 広告会社からクリエイティビティ・プラットフォームへ 博報堂DYグループの展望とそれを支えるAI活用
─ IPビジネスで培ったノウハウで自社の強みを尖らせていくADKのファングロース戦略
─ AI領域で好走するサイバーエージェント、2025年はインターネット領域で独自サービスの確立を目指す
─ グループ再編を経て、主戦場を拡張するオプト 注力する「LTVマーケティング」でのビジョン
─ DXにより「移動価値」を高め、駅商圏のリテールメディア構築を目指すJR東日本グループの中長期戦略
─ 生成型AI「Grok」の搭載と縦型動画の強化 進化するXの今
─ 「ショート動画」ブームはさらに加速 2025年、TikTokがクリエイター/広告主向けに仕掛けること
─ 検索エンジン「Bing」×AIアシスタント「Copilot」で実現する、“パーソナルな検索体験”
─ 変革をリードするMetaのAI ユーザー体験の進化、実用化する広告活用の現在地
─ LINE×ヤフーのデータ連携、横断サービスの展開を強化 「Connect One構想」の現在地
─ BtoBマーケで加速する「つながり」の重要性 「LinkedIn」でソートリーダーシップをどう築くか
新たなエイジングケア商品を順次発売予定 併売を促しLTVの向上を目指す資生堂「エリクシール」

専門店ブランドマーケティング部 バイスプレジデント 山口 直輝氏
エリクシール、マキアージュなどのデジタル領域のブランドマネージャーとして、SNSの運用、インフルエンサーを活用したプロモーション、Web広告の運用などを担当。並行して新ブランド開発にも従事し、0から1の価値開発も経験。2025年1月より現職。
担当ブランド:エリクシール
Q.2025年に仕掛けようとしていること、少し教えてください!
A.新美容液の発売前後における話題化
エイジングケアブランドとして、商品特長をターゲットへ魅力的にお伝えすることを意識しました。具体的には、UV乳液『デーケアレボリューション トーンアップ』の「大人の肌にあった仕上がり感とエイジングケア機能」や、新美容液『ザ セラム』の「大人の複数の肌悩みに一気にアプローチできる高機能性」です。美容液の発売時には、SNS上のティザーや小売企業との協働により、発売前から多くの話題化に成功。店頭での大幅な予約獲得につながりました。その結果、SNSや店頭など、あらゆるタッチポイントで美容液の期待値を上げることに成功し、一気にシェア1位を獲得。エリクシールが常に目指している「期待を超える体験価値」を、今回もしっかりと実現できたと思います。
Q.2024年はどのようなチャレンジをされましたか?
A.新美容液の発売前後における話題化
2025年も生活者の期待を超えるエイジングケア商品を順次発売する予定です。一方で、2022年よりブランドで意識している「LTV向上」も引き続き強化していきます。店頭でのリアル体験、AIアナライザー(肌分析)、エリクシールクラブなど、手法は様々です。一つひとつの質を上げるだけでなく横連携を強化。満足度がより高い体験をお客様に提供し、エリクシールを長く愛用してもらうことを目指します。エリクシール購入者のうち、1つのアイテムをリピート購入する方よりも、他アイテムを併用している方のほうが、ロイヤリティが高いことがわかっています。様々なタッチポイントで併買促進のための仕掛けを意識したいです。

Q.今、注目しているコミュニケーションチャネルや技術、マーケティング施策は?
- 画像生成AI
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