【新年特集】2024→2025 キーパーソンによる予測と展望
─ 【業界人間ベム】2025年・広告マーケティング業界7つの予測
─ 【B2B Marketing Hack】2025年・BtoBマーケティング業界4つの予測
─ 政治力を失ったGoogle vs 司法省――2025年以降の10年で新旧市場を巡り起こること
─ マーケティングは企業の競争力に直結する。入山章栄氏が考える、マーケ力向上の3点セット
─ 加速する「情報のカオス化」と「個人の時代」へのパラダイムシフト 西口一希氏がAI時代に見据えるもの
─ 2025年、広告エージェンシーに求められるのは「営業」の再構築／AIを味方に戦略の転換を
─ 2025年は「マーケティングの本質」に立ち戻る―AI時代こそ見直される「人」の価値―
─ ビジネスの成長にはEX向上が不可欠に――みずほの挑戦から学ぶ
─ もはや「トレンド」の概念すらなくなる？Z世代の企画屋今瀧健登氏による2025年の変化予測
─ 注目ブランドは2025年どう動く？【アサヒ／味の素冷凍食品／アドビ編】
─ 注目ブランドは2025年どう動く？【江崎グリコ／SMBC日興証券／花王編】（本記事）
主食も間食も、食べたいをSUNAOに。Glicoが進める「からだにやさしいおいしさ」作り
江崎グリコ株式会社 健康イノベーション事業本部 健康事業マーケティング部 グループ長 古川大平氏
2007年江崎グリコに入社。約11年間セールス部門に所属し、2019年セールス部署の広域チェーンのグループリーダーとして菓子・食品など5部門を管轄後、セールス本部グループリーダーに就任。2023年8月より、現職。
担当ブランド：SUNAO＜スナオ＞（以下、SUNAO）
Q.2024年はどのようなチャレンジをされましたか？
A.主食から間食のラインアップ、フレーバーを拡充
おいしさと適正糖質を両立するブランド「SUNAO」は、からだに気を配りながら、100％食べることを楽しめる、からだにやさしいおいしさを作りたい、そんな思いから生まれました。
2024年は、濃厚な風味のアイスクリーム「SUNAO Special」（糖質量9.9g）、おいしさと満足感を味わえる「SUNAO冷凍生パスタシリーズ」（糖質量40g）の販売を開始し、毎日の食生活に対する健康意識に応えるため、主食から間食のラインアップやフレーバーの拡充を進めています。
SUNAOは、長く糖質量と向き合ってきたGlico独自の製法とノウハウを通じて完成させた商品です。糖質を気にする人はもちろん、糖質から食生活を考える機会にもなりたいと考えています。
Q.2025年に仕掛けようとしていること、少し教えてください！
A.特に主食拡充に注力、多様なライフスタイルにお応えします
2025年度も引き続き、主食から間食の拡充を進めていきます。特に、主食に力を入れていき、生活者の皆さまの多様なライフスタイルにSUNAOが共にできるよう努めます。
SUNAOデリバリーという、法人向けのお弁当宅配サービスも大阪の一部地域で展開していますが、オフィスワーカーのランチは糖質に配慮した食事の選択肢が限られている観点から、このサービスもより多くの皆さまにご提供できるよう準備したいと考えています。
普段の食生活の中で「糖質」に着目していただけるよう、SUNAOブランドとして様々な活動を行っていく予定です。
Q.今、注目しているコミュニケーションチャネルや技術、マーケティング施策は？
- 生成AI
- パーソナライゼーション
- エビデンスベースドマーケティング
- N＝1マーケティング
