2025年8月27日、電通はスポーツビジネス領域への「Marketing For Growth(マーケティング・フォー・グロース)」展開の一環として、新サービス「SPORTS CLUSTER MARKETING」の提供を開始した。
同サービスは、独自のクラスター分析を活用し、スポーツファンの意識・価値観や行動特性を多面的に可視化することで、企業におけるスポーツコンテンツの効果的なマーケティング活用を支援するものだ。
近年、企業によるスポーツコンテンツ活用のニーズが高まっている。こうした背景のもと同社は、「Marketing For Growth」の知見をスポーツビジネスにも応用し、サービスやソリューションを連携・融合させることでスポーツを通じた事業成長への貢献を目指している。また、競技団体やリーグなどスポーツ界全体の成長支援も進めていく方針だ。
「SPORTS CLUSTER MARKETING」では、競技軸・意識軸の2つの視点でクラスター分析を実施。競技軸クラスターは10種のスポーツ競技ファンを対象に、年齢・性別など属性情報やアプリ利用、購買カテゴリーなど行動データを比較分析し、スポンサー協賛やコミュニケーション設計に役立てられる。


意識軸クラスターでは、ファンの意識に基づく分類による深いインサイト抽出が可能で、例えば日本代表を応援したい層や、一体感を求める層など、それぞれに最適なアプローチ設計をサポートする。



データ分析においてはセキュアなデータクリーンルームを用い、通信キャリアの行動データと、約60,000人規模の独自調査データを掛け合わせてクラスターごとに意識・行動を捉えている。
さらに、オン・オフ統合マーケティング基盤「STADIA360」との連携により、ファンクラスターごとのテレビ視聴傾向の分析やプランニングも可能。これにより、スポーツ協賛およびテレビ広告出稿の相乗効果を高め、IDデータ分析を通じて広告効果検証を多角的に行えるようになった。
また、クラスターのIDデータは外部データホルダーやデジタルプラットフォーマーと連携できるため、ターゲット特性に応じたデジタル広告や、AIを活用したクリエイティブ開発も実施できる。
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