デジタルマーケティング支援やDXプラットフォーム事業を展開するトライベックは、ユーザビリティの観点からユーザーとのコミュニケーション向上に取り組む企業を表彰する「トライベック ユーザビリティ・オブ・ザ・イヤー」を新設。2024年~2025年の大賞および各部門の得点トップとなる企業を発表した。
同アワードは、トライベックが毎年発表している企業のWebサイトを評価・スコアリングした「ユーザビリティランキング」をもとに、ユーザー視点でのサイトの使いやすさ、わかりやすさに継続して取り組んでもらう契機となることを目的として行っている。
大賞
ユーザビリティランキングの総合得点98.36点で大賞を獲得したのは、J:COMとなった。
ユーザビリティランキング総合30位以内で85点以上のスコアを5年間継続し、さらに上昇し続けている「グロース部門」は、大日本印刷と清水建設が入った。
ユーザビリティランキング総合30位以内で、前年からの順位の伸びが高い「ブレイクスルー部門」では、63位から5位に順位を上げた三越伊勢丹ホールディングスやコスモ石油など4社が選ばれた。
ユーザビリティ診断の各評価軸部門
また、ユーザビリティ診断における5つの各評価軸での得点トップも発表。「アクセス性部門」は大日本印刷と三菱商事、「サイト全体の明快性部門」はコスモ石油、「ナビゲーションの使いやすさ部門」「ヘルプ・安全性部門」はJ:COM、「コンテンツの適切性部門」は明治がそれぞれ1位となった。
【受賞一覧】
・大賞
J:COM 順位:1位、総合得点:98.36
・グロース部門
大日本印刷
2025スコア:96.78、2024スコア:91.77、2023スコア:91.34、2022スコア:92.65、2021スコア:86.72
清水建設
2025スコア:90.93、2024スコア:91.19、2023スコア:90.82、2022スコア:90.92、2021スコア:88.46
※各年のスコア変動-1.5%以内は許容
・ブレイクスルー部門
三越伊勢丹ホールディングス
順位:5位、前年順位:63位、総合得点:89.91
コスモ石油
順位:12位、前年順位:93位、総合得点:87.61
三菱商事
順位:19位、前年順位:134位、総合得点:85.87
出光興産
順位:23位、前年順位:140位、総合得点:85.54
・アクセス性部門
大日本印刷 アクセス性スコア:100.00
三菱商事 アクセス性スコア:100.00
・サイト全体の明快性部門
コスモ石油 サイトの全体の明快性スコア:100.00
・ナビゲーションの使いやすさ部門
J:COM ナビゲーションの使いやすさスコア:98.50
・コンテンツの適切性部門
明治 コンテンツの適切性スコア:99.05
・ヘルプ・安全性部門
J:COM ヘルプ・安全性スコア:95.30
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