企業のユーザーコミュニティ支援事業を展開するKEENは、消費財メーカー向けの新サービス「KEEN 界隈DB(データベース)」の提供を開始した。
同サービスは、SNS上で形成される特定の趣味や関心事を軸とした「界隈」を分析するもの。XやTikTokなどのSNSでの発言内容やハッシュタグを生成AIで分析し、界隈を自動で発掘。企業やブランドに関するユーザー投稿(UGC)やプロフィール情報から、所属している界隈や関わり方の熱量をAIが判定し、企業との親和性の高い界隈を見つけ出す。
また、AIベースの判定・分析により、界隈の中心となるKey Opinion Leader(KOL)を発掘・リスト化。フォロワー数だけでなく、実際のエンゲージメントや信頼度を重視した評価基準を採用し、純粋なブランド推奨者を特定する。また、KOLに対するキャンペーン管理も行う。さらに、見つけた界隈・コミュニティや、フォロワーとの対話を通じて、消費者主導のマーケティング活動を支援する。
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