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持続的なレベニュー成長ができるのか？企業の成長を加速するカンファレンス「THE REVENUE」開催

2024/12/18 08:00

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　「Ask One」を提供するクリエイティブサーベイとエンハンプは、2024年11月22日、東京ミッドタウン六本木において、テクノロジーを活用したレベニュー組織の生産性向上をテーマとするカンファレンス「THE REVENUE」を開催した。

　昨今、CRO（Chief Revenue Officer）という役割の重要性が高まると同時に、データ統合・分析により一貫した顧客体験を提供し、収益を最大化する取り組みに注目が集まっている。

　持続的な成長を実現するという課題意識のもと、経営企画、DX推進、オペレーション、営業やマーケティングなどレベニュー成長に関わるすべての部門の先駆者たちが本カンファレンスに集結。グローバル標準の最新テクノロジーやノウハウの共有をはじめ、実践的な解決策まで提示された。

　オープニングセッションには、クリエイティブサーベイ代表取締役の石野真吾氏が登壇。これまでの自身のキャリアを振り返りながら、本カンファレンスの開催に至る思いを述べた。

　「クリエイティブサーベイは『顧客の声を機会に変える』というミッションを掲げている。Ask Oneブランドを展開して約1年、段階的に市場を広げてきたが、我々の成長の裏には、三位一体となるGTM（Go to Market）戦略に基づいたオペレーションモデルがある。単に顧客を起点にプロダクトを磨いたり、マーケティングを変えただけではない。

　当時のMarketoをはじめ、持続的に生産性高く成長する世界のグローバル企業は、レベニュー組織の標準化されたオペレーションモデルを持っている。つまり、組織が成長するためのルールが定められている。

　標準化する領域と差別化する領域を、徹底的に見極めること。標準化する領域は先行する企業に学び、自社内における何百、何千という意思決定、試行錯誤の末に、独自のモデルに磨いていくことが大事だ。グローバルのテクノロジーだけでなく、その裏にあるオペレーションモデルやナレッジを直接学べる機会を作りたいという思いから、このカンファレンスを企画した」（石野氏）

　続いて、本イベントを共催し、『レベニューオペレーション（RevOps）の教科書』の著者であるエンハンプ代表取締役兼ゼロワングロース取締役 CROの川上エリカ氏が登壇。企業が持続的なレベニュー成長を実現するための指針を示した。

　「レベニュー組織を取り巻く課題は盛りだくさんだが、多くの問題は『戦略と戦術の欠如』あるいは『共有不足』に集約される。つまりオペレーションモデルの問題といえる。

　オペレーションモデルとは、『組織』『プロセス』『テクノロジー』の要素を三位一体で捉え、ビジネスの持続的な成長を実現していく仕組みのこと。この3つがバランスしていて初めて、持続的に再現性のある収益成長を実現することができる。

　GTM戦略とレベニューオペレーションモデルは補完関係にある。つまり、企業が目指す戦略を成功させるためには、それを支える適切なオペレーションモデルが必要だ。

　売上を急成長させるドライバーとして、『リーダーシップ』『データ』『AI』『イノベーション』『テクノロジー』など、様々な答えがある。このカンファレンスを、レベニューの急成長を実現していくためのヒントを得る場として活用してほしい」（川上氏）

　基調講演には、『THE MODEL』の著者であり、ジャパン･クラウド･コンサルティング代表取締役社長の福田康隆氏が登壇。「世界標準のレベニューグロース戦略　持続的な成長を実現するための鍵」をテーマに講演し、多くの聴講者が課題感をアップデートした。

　そして特別講演には、元プロ野球選手（内野手）、プロ野球監督の落合博満氏が登壇。常勝チームを作り上げる戦略的思考とリーダーシップの在り方について、当時を振り返りながら熱く語った。

　また、組織変革を率いるために欠かせないリーダーシップというテーマのもと、ゼロワングロース取締役兼 COOの廣崎依久氏、シンフォニーマーケティング代表取締役の庭山一郎氏、HubSpot Japan シニアマーケティングディレクターの伊佐裕也氏が集結。レベニュー組織に求められるリーダーシップについて、組織やテクノロジー、プロセスといった切り口から議論を繰り広げた。