マーケティングテクノロジーカンパニーであるジーニーは、デジタル広告の統合ソリューション提供に向け、DOOHとコネクテッドTV(以下、CTV)広告の一括配信と統合モニタリングの検証を実施した。
具体的には、1都3県のCTV保有者を対象として、CTV広告をDOOHと組み合わせて1ヵ月間配信。両媒体を横断したリーチの変化などを計測した。
検証の結果、DOOHとCTV広告を組み合わせて配信することでリーチが増加することが確認された。

また各媒体において、1回または2回の接触者が大半を占めた。

DOOHまたはCTV広告のいずれかに1回以上接触したユーザーを分析すると、DOOHとCTV広告両方に複数回接触したユーザーは少なかった。

なおCTV広告については性年代の差分は見られなかった一方、DOOHでは出稿場所が繁華街であった影響から20~30代女性へのリーチが多く見られた。
同検証の結果を踏まえ、今後は計測した各指標とブランドリフトの相関に応じた運用を目指し、デジタル広告市場のトレンドに即したサービスを展開していく予定だ。
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