AI時代の購買モデルを発表
博報堂買物研究所は「買物フォーキャスト2025」として、新しい購買行動モデル「DREAM」を発表した。
同モデルは、AIエージェントの普及にともないリアルタイムでパーソナライズされる購買体験を体系化したものだ。「Dialogue(対話)」「Recommended(推奨)」「Experience(体験)」「Assurance(確信)」「Management(管理)」の5つのプロセスで構成される。
モデルの構築にあたっては、技術や社会トレンドに関する93の未来事象を収集・分析。生成AIを活用して多様な価値観を持つバーチャル生活者を作成し、それらへのインタビューを通じて購買行動の共通点を見出した。
MLBのオフィシャルグリーンティーに
伊藤園は飲料ブランド「お〜いお茶」において、メジャーリーグ・ベースボール(以下、MLB)およびドジャースとパートナーシップ契約を締結した。締結にともない、日本では同ブランドがMLBのオフィシャルグリーンティーとなる。
今後伊藤園は、日本・アメリカで各種プロモーションを展開し、同ブランドのグローバル戦略を強化する。
新規顧客を200万人増やす
サッポロビールは、1月15日に2025年の事業方針を発表した。
マーケティングでは“情質価値”の創造に挑む。情質価値とは、感情の質を高め人生を豊かにすることを意味する。
活動の一環として、ブランドの姿勢を表現する広告を通じてユーザーの共感・共鳴・共創を創出。また、体験の場を通じて偶発的な出会いと新たな気づきの醸成を図る。
さらに、ユーザーとの直接的なコミュニケーションがとれる場をオンラインに構築。これらの取り組みにより、約200万人の新規顧客開拓を狙う。
認知度向上を狙うネーミングライツ契約
カナデビア(旧:日立造船)と東京ドームは、東京ドームシティMEET SPORT内の多目的ホール「TOKYO DOME CITY HALL」のネーミングライツ契約を締結した。これにより、2025年4月1日より同施設の名称が「Kanadevia Hall(カナデビアホール)」となる。契約期間は2028年3月31日までの3年間だ。
カナデビアは2024年10月1日に日立造船から商号を変更した。「技術の力で、人類と自然の調和に挑む」というブランドコンセプトのもと、認知度向上と理解・浸透に向けたブランド戦略を展開している。
ソニーグループの新CEOが決定
ソニーグループの取締役代表執行役社長COO兼CFOを務める十時裕樹(ととき・ひろき)氏は、2025年4月1日付で取締役代表執行役社長CEOに就任する。なお、現在取締役代表執行役会長CEOを務める吉田憲一郎(よしだ・けんいちろう)氏は、同日付で取締役代表執行役会長となる。
また、グループ全体の経営を担う役割・各事業経営責任者の明確化を目的とした経営体制の変更およびCEO以外の人事も決定。主要事業の最高経営責任者を「ビジネスCEO」、グループ経営全体を統括するCEOを補佐し広範な本社機能を担う者を「チーフオフィサー」、グループ本社機能の担当役員を「執行役員コーポレートエグゼクティブ」とした。
