KDDIは、グーグル・クラウド・ジャパンと、AI分野における将来の可能性を共同で探求・開発することで合意し、覚書を締結した。同覚書は、両社の強みと専門知識を結集し、Googleの高性能な生成AIモデル「Gemini」を中心にAI分野における変革を推進するというコミットメントを示すもの。
また、最先端のAI機能を日本の企業や消費者がより使いやすいようにすることを目指す。特に重要な取り組みとして、2025年度中にGoogleの高性能AIモデルGeminiをKDDIの大阪堺データセンターなどの国内インフラに組み込むことを検討している。
これにより、日本の顧客が求める特定の性能、データの保管場所、法規制への対応といったニーズに応え、より大きな価値を提供することを目指す。
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