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検索連動型広告の効果を上げる「ワンメッセージ、ワンマーケット、ワンアウトカム」の法則とLPO


ワンメッセージ、ワンマーケット、ワンアウトカムの法則

 コピーライティングの世界には「ワンメッセージ、ワンマーケット、ワンアウトカムの法則」というのがあります。これは、1つのメッセージを1つのマーケットに対して伝え、そして1つの出口しか用意しない、という意味です。

 「ワンメッセージ」とは、例えば賃貸マンションなら「賃貸マンションを借りよう、申し込んでくれ」という以外のメッセージは入れない、という意味です。人間はいくつもの事柄を同時に理解することができません。またマンションの話の中に「アパート」とあるだけで、もう関係がないと思って離脱してしまう人もいます。ランディングページのメッセージを決めたら、それ以外の要素を入れないようにしましょう。

 「ワンマーケット」とは、一つの市場のこと。この場合はスポンサードサーチで集客したターゲットです。スポンサードサーチでは、キーワードを設定することにより、そのキーワードに興味があるユーザだけを集めることができます。ランディングさせるユーザを限定する事でターゲットを明確にし、そのターゲットだけを意識した文章・内容でページを作成しましょう。限定することで数は減ったように思えますが、メッセージがしっかりと響く事の方が大切です。

 「ワンアウトカム」は、オトシドコロの意味で使うことが多いですが、ここでは、ページの出口をイメージしてください。例えば問合せボタンです。一般のウェブサイトはさまざまなターゲットを意識して作成されるため、多くのコンテンツが存在し、別のページへの移動も簡単です。そうなると、ターゲットとコンテンツのミスマッチが発生し、さらにはこちらが意図したものとは異なるページに移動してしまう確率も高くなります。当然、コンバージョン率は格段に下がります。しかし、ページが1ページでできており、さらに、出口には問合せしか用意されてないとなると、訪問後の移動は、離脱か問合せページのどちらかになります。

 これらを先程の例に当てはめると、次の図のような方針が見えてきます。

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迷いのない顧客導線で効果をアップするLPO

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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永松 貴光(ナガマツ タカミツ)

WEBコンサルティンググループ株式会社 代表取締役。慶応義塾大学 商学部卒業。大手人材派遣会社を経て、インターネットベンチャー企業で各種HP制作、プロデュース。その後、飲食店プロデュース会社でウェブプロデューサーとして、IT事業部の立ち上げからさまざまなネットビジネスを経験。ウェブ上での企業間提携、会員制システムに...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2010/02/25 19:42 https://markezine.jp/article/detail/4977

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