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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Retail

MarkeZine Day 2025 Autumn

北欧、暮らしの道具店とミウラタクヤ商店が語る!顧客と繋がりコンテンツセントリックに事業を伸ばす本質論

「なぜ発信するか?」動機をまずは見つめる

三浦:高山さんの話を聞くと眼の前のKPIに惑わされず「なぜそのコンテンツを発信したいのか」という動機を明確にすることが重要だと感じます。

高山:そうですね。企業に「コンテンツセントリックが大事」と伝えても横文字に拒否反応が出る可能性はありますが、お客様との関係性を深めていくための活動を中心に据えると良いよねという考えがコンテンツセントリックです。「お客様中心」と変わらないと思います。「私たちはお客様になぜ、それを届けたいか?」を考えることが大切だと思います。

三浦:私もコンテンツセントリックにおいて、そこが一番大事だと考えています。自己分析や自社分析を通じて、「ブランドとしてどうお客様に貢献したいか」を考えることが、結果的に良いコンテンツやサービスにつながる気がします。

高山:分析というと構えてしまうかもしれませんが、お客様・生活者と社員である自分を線引きしすぎないだけでも違うと思います。「情報に対してモヤモヤする」その正体は何か?「この店は入りたいけどあちらは入りたくないと思った」この違いは何か?など、暮らしの中のちょっとした自分の心の動きを捉えるだけでも変わってきます。

三浦:なぜ自分が気になったかという理由を考えて、自分の興味を浮き彫りにさせて、そこを起点に、なぜお客様が商品を買ってくれたのか?を徹底的に議論をしてみるのも、コンテンツ作りにヒントを与えてくれるはずです。今日お話ししたことの本質は、テクニックではなく、自分たちの『動機』と向き合うこと。結局は、そこに尽きるのかもしれません。

 本日のセッションで、皆様のコンテンツへの考え方や取り組み方に何か変化やヒントが生まれていたら嬉しいです。本日は、ありがとうございました。

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この記事の著者

佐々木 もも(ササキ モモ)

 早稲田大学卒業後、全国紙で約8年記者を経験。地方支局で警察や行政を取材し、経済部では観光や流通業界などを担当した。現在は企業のオウンドメディアの記事企画や広報に携わる。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2025/10/28 08:00 https://markezine.jp/article/detail/49922

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