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物価高で10・20代の65%がポイ活を「より意識」 楽天・PayPayが2強【Skyfall調査】

 2025年10月21日、Skyfallは「ポイ活」に関する最新調査結果を公表した。本調査は、全国の15歳から69歳の男女1,809人と、そのうち1ヵ月以内に共通ポイントを貯めるポイ活を実施した946人を対象に、2025年6月27日から7月10日にかけて実施された。

ポイ活行動では「ショッピング」「動画視聴」「移動や睡眠」が上位

 調査では、さまざまな「ポイ活」行動のうち、最も認識されていたのは「ショッピングや飲食代などの支払い」(68.4%)だった。次いで「動画広告視聴」(64.1%)、「移動や睡眠」(56.5%)が上位となった。これらの行動は、ハードルの低さや即時性から多くの利用者に選ばれていることが明らかとなった。

 また、各ポイ活行動で重視されているポイントとして「気軽にできる」が挙げられている。動画視聴や移動・睡眠では「スキマ時間でできる」ことも重視されており、生活の中で無理なくポイントを獲得できる機会を中心にポイ活が広がっていることが分かった。

物価高の影響でポイ活意識が高まる――特に10・20代で顕著

 物価高や経済不安を背景に、ポイ活への意識が高まっている。共通ポイントを1カ月以内に貯めた946人への調査によると、全体の50.8%が「より意識するようになった」と回答した。年代別では10・20代が65.3%と最も高く、若年層ほど意識が強まっている傾向が示された。30代は54.6%、40代が54.9%だった一方、50代は41.5%、60代は46.7%と年齢が上がるほど意識がやや低下する傾向がみられた。

経済圏の併用が一般化、楽天とPayPayが2強

 所属していると感じる経済圏では、「楽天経済圏」(74.6%)が最多、次いで「PayPay経済圏」(53.3%)、「ドコモ経済圏」(41.5%)が続いた。複数の経済圏に所属していると認識している人が約9割に上り、日常的にさまざまなサービスでポイントを貯め・使い分けている実態がうかがえる。

調査概要

調査期間:2025年6月27日~7月10日
対象:全国の15~69歳の男女1,809人(うちポイ活実施者946人)
調査方法:インターネット調査

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2025/10/28 12:00 https://markezine.jp/article/detail/50089

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