元リクルートVPの金井統氏が解説する、現場で使える「マーケティングの“考え型”」。第3回は、いよいよ戦略策定の具体的なプロセスに踏み込む。筆者は「戦略を考える力とは、課題に向き合うプロセスでしか鍛えられない」とし、「マーケティング戦略は現状分析が8割」と断言する。本稿では、戦略を「勝ち筋と数値」と定義し、そこに至る「5つの思考ステップ」を提示。その上で、戦略の成功確率を最も左右するという最重要の起点「現状分析」を徹底的に深掘りする。現状を「構造」と「ルール」で捉えるとはどういうことか。なぜ「解像度」が決定的に重要なのか。リクルート時代の“しくじり”を交え、現場で即実践できる分析の“考え型”を具体的に解説する。
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金井 統(カナイ オサム)
NexGen Inc. CEO
新卒でNTTドコモに入社。端末のマーケティングを経験した後、iモードでビジネス展開をする会社へのコンサルティングに従事。その後、リクルートへ転職。マーケティング室のVP(ヴァイスプレジデント)として、横断の人材育成・知見流通とHR領域のマーケティング責任者を担当。HR領域におけるToC及びToB双方のプロダクト横断での事業・マーケティング戦略、ブランディングからdirectADやSEO等のネットマーケティング、...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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