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グローバルの風向き、トレンドを知る。海外カンファレンスレポート

CES2026参加者の「必須確認項目」――出張準備の前に読んでおきたいCES攻略のポイント

CESで会場をすべて回れないって本当?予定を立てる際のTIPS

4日あればCESはすべて回れます!

 CESは会場が広すぎて、すべての会場を回れない……というのは都市伝説です。通常の視察であれば、4日間で、会場はすべて回れます

 なお、ライブ配信されているセッションであれば、会場を移動せずとも視聴できます。どのように展示を回るか、セッションの視聴時間にあてるかを考えるのは、現地に到着してからでは絶対に間に合いません。年末までに各日のスケジュールを考えておきましょう。

CES移動時の注意点

 最も広いLVCCの会場では、地下を走る「VEGAS Loop」をフル活用しましょう。訪問ブースとルートを決めて、2~3回使うことを前提に予定を組みます。Loopの乗降口がどこにあるか、事前にMAPで予習します。

会場内の移動なら、CES入場バッジを見せれば無料で利用することができる
会場内の移動なら、CES入場バッジを見せれば無料で利用することができる

 また、宿泊ホテルからのシャトルバスは満員だったり、始発の場所で迷ったり、予定通りに出発しなかったりと想定できないことが多いものです。シャトルバスは夕方の帰路だけで活用することをおすすめします。

 そしてこれが非常に重要なのですが、LVCCとVenetian Expoの会場間を日中移動しないように日程を組んでください。どうしても移動する日程を組むなら、モノレールの活用をおすすめします。

1社10分以内に!ブース訪問時のポイント

 ブースを訪問する際は、1社10分以内でポイントを押さえましょう。ブースで聞きたい商品やサービスがあれば、事前に質問項目は準備しておきます。また、皆さん名刺を持っていますので、スキャンやリーダーで登録しても、必ず名刺交換を大切に行ってください。最後に撮影許可を取って、興味・関心のあるパネルや商品を撮影しましょう。

 ちなみに、ホテルに帰ったら、もらった名刺をLinkedInに即登録、毎日二桁の名刺をホテルで整理することになります。ですので、頂戴した名刺には会話した内容の一言メモを添えておいてください。

 CESに限った話ではありませんが、ブースに訪問したら、質問をすること。とにかく、知り合いを増やすこと。日本人同士でもOKです。会場内で、勇気をもって話しかけるように心がけてみてください! 帰国後も情報交換できる方々を増やすよう、努力しましょう。

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この記事の著者

菊地 伸行(キクチ ノブユキ)

株式会社デジタルマイス 代表取締役社長

日本経済新聞社入社後、アメリカ西海岸に駐在。帰国後、日経電子版、デジタル、グローバル、メディアビジネスの業務を担当。現在は株式会社デジタルマイス代表取締役社長として、広報・宣伝のデジタルでの情報発信の支援を行う一方、コラム執筆や講演活動を行う。CESに関しては出張前の準備のための講演「CES2026~2025年12月までにできること~」や視察レポート等マーケティング支援を...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2025/11/13 08:00 https://markezine.jp/article/detail/50127

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