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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2026 Spring

AI時代のマーケティング最新動向(AD)

AIと共に起こすクリエイティブ革命。「大量制作×効果予測」の実現と問われる「法と倫理」の矜持

与件に基づく多種多様な構成案を生成

――では、「CREATIVE BLOOM DISPLAY Ads」について、どのようなプロセスでクリエイティブを量産しているのか、教えてください。

柴山:「CREATIVE BLOOM DISPLAY Ads」は、AIのサポートを得てディスプレイ広告を量産するのがひとつの機能ですが、その手前にはプラニング段階での与件や方針の理解、それに基づく構成案の作成があります。またデザイン量産においては、いろいろな観点で効果予測した上でブラッシュアップし、最終的な出稿へとつなげていきます。

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複数のAIモジュールがアプリ内に組み込まれ制作における一元管理が可能(クリックすると拡大)

柴山:いくつか、主要な機能を解説させていただきますね。ひとつは「構成案ジェネレータ」です。前回ご紹介したプラニングのプロセスで整理した与件と戦略、訴求の方針などに基づき、短時間で多様なパターンの構成案を生成します。

広告レイアウトを学んだ独自開発のAIが、一度に数十個のバナーを自動生成する

柴山:例えば、今回のテーマである当社のAIエージェント型広告サービス「ONE-AIGENT」のマーケティングを例にすると、はじめにLPのURL、CTA、画像素材などをインプットします。その上で、前段のプラニングで導き出した訴求の切り口を入れると、それぞれの訴求に対して複数の構成案を一度に生成します。ひとつの訴求案につき、クリエイティブのポイントを含めたパワーポイント形式でのスライドも出力できます。

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CREATIVE BLOOM PLANNINGから連携されたプランニング情報が連携される(クリックすると拡大)
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構成案ジェネレータから自動生成されたバナー(クリックすると拡大)
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構成案ジェネレータから自動生成された別訴求のバナー(クリックすると拡大)

AIの量産にデザイナーの手を加えて完パケへ

――これらの構成案を、訴求軸の分類で一覧したのが、冒頭で提示いただいたイメージですね。

柴山:はい。AIに任せる全自動だと、まだそのまま配信するには未完成の部分が存在する場合もあるので、人力でチューニングする部分も残ってはいます。

 例を挙げると、文字が人の顔にかかったり、ロゴの色が少し変わったりしてしまうことがあったりします。それをデザイナーが調整して、完パケに仕上げるという形です。ただし、自動生成部分に関しても、AIモデルのアップデートはデータサイエンティストが日々行っていますし、プロンプトの精度もあげるよう試行錯誤してくれているので、システム自体が常にアップデートしており、自動化が担う範囲は日々増えている状況です。

野口:ここまでのシステム構築と精度の担保には、たくさんのトライ&エラーがあったのだろうと思います。

AIX partner代表取締役/AIdiver特命副編集長 野口竜司氏
AIX partner代表取締役/AIdiver特命副編集長 野口竜司氏

柴山:たしかに、そうですね。少なくとも、事業会社1社でこうした仕組みをつくるのは、ノウハウの面でも、コストの面でも見合わないのではないかと思います。我々のように複数のクライアント企業とやり取りさせていただいているからこそ、知見の蓄積においてもコスト面でも、ここまでの作り込みに振り切れたというのはあります。

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IMPやCTRのスコアを予測、実装の判断材料に

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この記事の著者

高島 知子(タカシマ トモコ)

 フリー編集者・ライター。主にビジネス系で活動(仕事をWEBにまとめています、詳細はこちらから)。関心領域は企業のコミュニケーション活動、個人の働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社Hakuhodo DY ONE

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2025/12/26 12:00 https://markezine.jp/article/detail/50242

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