グローバル基準と運用効率。Uber EatsがCriteoを選ぶ3つの理由
──グローバルの方針として、Criteoをパートナーとして選定されているそうですね。実務上で、メリットを感じている部分はありますか?
村田:大きく3つあります。
1つ目は、グローバルで統一された計測ルールが使える点です。Uberはグローバルで事業展開していますし、日本はリテールメディア事業としては後発の市場になります。国や案件ごとに状況は異なりますが、ROASなどを同じ手法・同じ指標で評価できることは非常に重要だと考えています。他国の成功事例を参考にしたり、グローバルで知見を共有したりする際にも、共通の数値を使って議論できる。この点は大きなメリットだと感じています。
2つ目は、管理画面の統合や運用効率の高さです。スポンサードアイテムとショッパブルディスプレイという2つの広告メニューを横断して管理・最適化できるため、運用の負荷を抑えながらスピーディーにPDCAを回せています。
3つ目は、ソリューションの構成。既にお伝えしてきた通り、単なる獲得目的の広告配信にとどまらず、認知から獲得までをカバーするフルファネルでの広告設計が可能になる点です。
リテールメディア事業の課題と展望
──急成長しているUber Eatsのリテールメディア事業ですが、今後の展開に向けて課題はありますか。
村田:広告プロダクトとしての成果には確信を持っていますが、メーカー様側でクイックコマースという新しい波にどう適応するか、その社内体制は過渡期にあると感じています。
クイックコマースにおけるデリバリーは、「アプリで注文が入り、実店舗の棚から商品が動く」ハイブリッドな性質を持っており 、従来の縦割り組織では担当領域の境界線が引きにくい側面があります。しかし、このデジタルと実店舗がリアルタイムに連動し、顧客の「今すぐ欲しい」に応える機動力こそが、 リテールメディアとしての真骨頂です。既存の販路では捉えきれなかったラストワンマイルの切実な需要を、確実な購買へとつなげる 。これはメーカー様にとって極めて大きな成長機会となります。
私たちは単なる媒体提供にとどまらず、部門横断的な体制構築のフェーズから伴走し、メーカー様の次なる成長の柱をともに創り上げていきたいと考えています。
──最後に、今後の展望について教えてください。
村田:目指しているのは、消費者のライフスタイルに最も近いフルファネルのマーケティングプラットフォームです。消費者が「いつ、どこで、何を」求めているかというモーメントの予測精度を高め、広告主には確実な売上成長を、ユーザーには新しいブランドとの出会いを提供していきたいですね。
戴:次のステップとしてぜひご検討いただきたいのが、「動画広告」です。動画はフルファネル戦略において、特に「認知」を補完する重要な役割を担います。Criteoでは粒度の高い視聴完了率や他ソリューションとの相乗効果などの詳細な分析も可能ですので、Uber Eatsのようなプラットフォームで活用できれば、より強力なマーケティング支援ができると期待しています。
私たちは、リテールメディアを単なる広告収益のツールとして捉えていません。このソリューションを通じて、ユーザーに「欲しいものがすぐ見つかる」というワクワクする購買体験を提供しながら、Uber Eatsと、広告主であるメーカー・ブランド、双方の売上を伸ばす仕組みを提供していきたいです。
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