SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2026 Spring

AI時代の新戦略「価値創生CX」とは何か?(AD)

結局、価格でしか競争できない…AI活用で陥る“最適化の罠”を抜けだす新戦略「価値創生CX」とは

「人間の非合理性」がAI時代の武器になる

 AI全盛の時代に、なぜこのような人間中心のアプローチが必要なのでしょうか? その答えは、人間の脳の仕組みにあります。行動経済学者のダニエル・カーネマンは、人間の思考を「システム1(速い思考:直感・感情)」と「システム2(遅い思考:論理・分析)」に分類しました。

 AIが得意とするのは「システム2」の領域です。しかし、人間は常に合理的な判断をするわけではありません。非合理で感情的な「システム1」によって意思決定を行っています。

 記事の冒頭で述べたとおり、AI活用が進めば進むほど、論理的な正解はどの企業も提供できるようになり、コモディティ化します。その時、最後に差をつけるのは「システム1」への共鳴力です。

 AIには理解できない心のバイアスや文脈、一見非効率に見えるこだわりやストーリー。こうした情緒的な価値こそが、AIのアルゴリズムを突き抜け、生活者に選ばれる理由を作るのです。

 これからのマーケティングは、「AIによる最適化」と、「人間による価値創生」のハイブリッド戦になります。AIという強力な武器を使いこなしながらも、最後は人間の知性で生活者の隠れた本音を読み解き、新しい「生活文化」を創り出す。これこそが、AI時代のマーケターに課された究極のミッションと言えるでしょう。

 断片的な接点を、途切れることのない一連の体験へとつなぎ、互いに響き合う重層的なつながりへと編み上げる。この創造的な飛躍こそが、AIには代替できない人間ならではの領域であり、私たちが目指すべき「至高のCX」なのです。

【次回予告】実践のヒントを探る

最適化の罠に陥らないための戦略概念は見えました。では具体的に、どうのように「価値創生CX」を実践すればよいでしょうか?次回は事例を通して、そのヒントを探ります。

※本記事は制作中の書籍の情報を含みます。図版など一部が刊行時の内容と異なる可能性があります。

書籍のご紹介

本記事は、5月刊行の書籍『至高のCX 生活文化の形成を見据えた「新しい顧客体験」の戦略と実装』の一部を抜粋・再構成したものです。書籍では、価値創生CXモデルの概要や、実現のためのステップを詳しく解説。さらに9カテゴリのケーススタディとフレームワークを用いて、価値創生CX設計の勘所を学べます。

「低迷する既存ブランドを回復させたい」「戦略に変化が必要だが、何を変えたいかわからない」という悩みにお答えする1冊。ぜひ、ビジネスにお役立てください!

至高のCX 生活文化の形成を見据えた「新しい顧客体験」の戦略と実装

Amazon SEshop その他

至高のCX
生活文化の形成を見据えた「新しい顧客体験」の戦略と実装

著者:TOPPAN×インテグレート CX研究プロジェクト
発売日:2026年5月25日(月)
定価:2,420円(本体2,200円+税10%)

本書について

モノが多すぎて売れない、似た商品ばかりでブランドが埋もれる……本書はそのような課題の解決として、新戦略「価値創生CX」を提唱するものです。戦略を5段階で整理し、実践ステップに体系化・フレームワーク化。9つの仮想事例を用意し、理論の理解と実践を可能とします。消耗戦を脱し、選ばれ続ける存在になるための1冊です。※書影は制作中のものです

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
この記事の著者

TOPPAN✕インテグレート CX研究プロジェクト(トッパン インテグレート シーエックスケンキュウプロジェクト)

TOPPAN株式会社と株式会社インテグレートによるCX研究プロジェクト。
広告やPR、キャンペーンなどのマーケティングコミュニケーショ ンの設計、オンライン・オフラインのシームレスな購入接点の開発、コールセンターの応対履歴・CRMのデータ分析、CDP(顧客データ基盤)の構築、商品パッケージのデザインまで、購入前から購入後...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社インテグレート

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2026/03/31 11:00 https://markezine.jp/article/detail/50528

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング