SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

掲載できる1枚を確実に撮るデジカメ撮影術

【デジカメ撮影術】露出補正で写真の明るさを決める

 露出補正は、画像の明るさを調整する機能です。カメラが自動で設定する露出で、希望どおりの明るさが得られない場合に使います。明るさは写真における表現手段の1つでもあるので、露出補正を使いこなせるようになりましょう。【バックナンバーは こちらから!】  

露出設定のクセをつかんで的確な補正を

 露出とは、シャッターの開き具合(絞り)とシャッタースピードの組み合わせで、光の量を調整する機能です。デジカメには、被写体から反射される光の量を読み取り、自動で露出を設定する「オート露出」や、絞り優先モードなど、半自動で露出が決まる「半自動」設定があります。

 露出をカメラに任せると、同じ場所で撮影しても、被写体自身の色の明るさ、光の差し込む角度の違いなどにより、設定される露出は大きく異なります。そうした設定で撮影すると、明るすぎる、暗すぎるなど、極端な画像になりがちです。

 これを防ぐために、「露出補正」という画像の明るさを補正する機能があります。数値で調整する仕組みで、プラスに動かせば明るく、マイナスに動かせば暗くなります。

 デジカメによるオート露出(半自動も同様)では、明るい被写体に対しては、光量を減らして適正値に近づけるように働くため、暗いほうに設定されます。そこで露出補正で、プラスに動かします。反対に反射率が低いような暗い色の被写体に対しては、光量を増やそうと、明るめに設定されます。このときは、露出補正で、マイナスに動かして調整するわけです。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
明るさを変化させるオートブラケット機能

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
掲載できる1枚を確実に撮るデジカメ撮影術連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

瀬川 陣市(セガワ ジンイチ)

フォトグラファー、写真撮影講師。米国ウィスコンシン州立大学等で写真を習得。帰国後、商業写真撮影、フォトカードグッズ制作など広く写真を使った活動をする。旅写真など紀行物撮影を得意とする。企業、団体からのピンポイントに応じた写真撮影講座、執筆を展開中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2008/09/16 11:00 https://markezine.jp/article/detail/5203

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング