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掲載できる1枚を確実に撮るデジカメ撮影術

【デジカメ撮影術】露出補正で写真の明るさを決める

明るさを変化させるオートブラケット機能

 明るさは、写真の印象を大きく左右します。撮影の際、少しずつ明るさに変化をつけておくと、掲載する画像を選択する際、もっとも適切な明るさの写真を選ぶことができます。この撮影方法で使いたいのが、オートブラケットという機能です。オートブラケットを使えば、毎回露出補正をしなくとも、3分の1ずつ明るさを変えて、撮影できます

 デジタル画像の場合、撮影後でも、明るさは簡単に修正できるのですが、撮影時にできるだけ適正露出にしたほうがいいでしょう。明るさの調節は、写真の表現手段でもあるので、撮影テクニックの1つとして、身につけておいて損はないものです。

被写体ごとに似合う明るさを見つける

 露出補正を、表現手段として使う方法を紹介しましょう。たとえば、紅葉の赤い色を少し強めに出したいときは、露出補正を暗く、マイナス側に設定します。赤い色は濃くなることで強みを増すので、紅葉を撮影する際のいい表現方法の1つだと思います。反対に、イチョウのように黄色の被写体は、暗く設定すると少し濁ったような印象を受けてしまいます。この場合は、明るく、プラス側に設定するといいでしょう。

 テーマや作風など、撮影シーンごと、被写体に合った明るさがあるはずです。適正な明るさを目指して、露出補正を使いこなせるよう、経験を積んでいきましょう。

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この記事の著者

瀬川 陣市(セガワ ジンイチ)

フォトグラファー、写真撮影講師。米国ウィスコンシン州立大学等で写真を習得。帰国後、商業写真撮影、フォトカードグッズ制作など広く写真を使った活動をする。旅写真など紀行物撮影を得意とする。企業、団体からのピンポイントに応じた写真撮影講座、執筆を展開中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/09/16 11:00 https://markezine.jp/article/detail/5203

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