サイバー・コミュニケーションズ(cci)グループは、子会社である電通イー・リンクを中心にリスティング広告を取り扱い、今年度からはオプトのリスティング広告業務を電通イー・リンクが受注するシステムもスタートさせ、この分野でのサービス体制の充実を図っている。一方、24/7 Real Mediaと電通の共同出資により設立された24-7 Search(本社:東京都港区)は、リスティング広告のマネジメントシステムを利用した高度なオペレーションサービスを強みとして、日本市場のサーチマーケティング領域で事業を展開している。
この両社が合併して誕生する「株式会社電通サーチ&リンク」は、2009年1月1日を効力発生日(予定)とし、インタラクティブ領域を中心としたマーケティングサービス業を展開する。代表取締役社長CEOには、現24-7 Search取締役社長である松岡健氏が就任する。資本金4億円は、cciが33%、24/7 RMが25%、電通が42%を出資。ただし、合併後にcciは電通が保有する株式の一部を取得するため、株式譲渡後の持分比率は、cciが51%、24/7 RMが25%、電通が24%となり、新会社はcciの連結子会社となる。
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