「年賀状」をバージョンアップしてしまった「ミクシィ年賀状」
話はちょっとズレますが、先日発表された「ミクシィ年賀状」は、mixiというオンラインコミュニティの中での知り合いには、相手の本名や住所を知らなくても年賀ハガキを出すことができる画期的なサービス。受け取る側は、年賀状が発送される前に管理画面上で年賀状を受け取るかどうかを指定することができます。つまり、年賀状のオプトイン/オプトアウトが可能になっています。そしてオプトインした人が、自分で自分の宛先を入力することによって配達が可能になるのです。

このサービスが発表されたときには、冗談で「喪中のときには断りの文面が選べたりするといいね」などという話も出ましたが、単にオンラインとオフラインのサービスを組み合わせるだけでなく、そのことによって互いがバージョンアップしてしまうような、「年賀状 2.0」ともいえるサービスになっているところが面白いと思いました。
広告の世界でも、メディアミックスやクロスメディアの先に、そんなインパクトを持った新しい手法が生まれてくるのかもしれません。それは「検索」の次なのか、「広告」の次なのかはわかりませんが、MarkeZineでぜひそれをお伝えできたらと思っています。