オイシックスとニフティは、無料カジュアルゲームのステージ間で広告を配信する「インステージ広告」を使って、女性を対象にした広告出稿後の購買実績に関する自主調査を実施した。
今回9月から10月にかけて、OCNゲーム、gooゲーム、GameOnBlog、@niftyゲームのカジュアルゲームに、有機野菜などの食材の宅配サービス「Oisix」のインステージ広告を配信したところ、期間中の総訪問者は約20,000名、購買者は136名となった。現在でも、平均クリックスルーレートは約3%を維持し、月間の総広告表示回数は1,000万回を超えているという。
ニフティとゲーム会社2社が9月に行った調査では、カジュアルゲームの利用者に占める女性の割合は全体の76.9%、30歳以上の女性の割合が全体の61.7%で、F2層がボリュームゾーンとなっている。一方のOisixも、30代を中心とした女性が顧客の9割以上を占めている。「ゲームに野菜の広告?」と意外に感じる組合せだが、女性たちはゲームプレイ中でも野菜の広告にしっかり反応しているようだ。
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